2023年8月30日に鑑賞。DVDにて。2時間00分05秒。ビスタサイズ。市立図書館所蔵(78作品目)。
おばあ(樹木希林)と亜紀は、なぜ同じ柴田姓なの?亜紀の両親も柴田姓である。なぜ?警官はおばあの本名は「柴田初枝」と言う。おばあと父(リリー・フランキー)の関係は?警官は、父は「榎木祥太」、母(安藤サクラ)は「田辺ゆう子」が本名だと言う。リリーはサクラの客だったという台詞がある。2人はサクラの夫を殺して埋めた。警官「裁判では正当防衛だったけどね」と言う。
まあ、おばあとリリーは実の母息子ということなんでしょう。
おばあ(樹木希林)と亜紀の関係が余りにも作り事でしょう。
皆のその後を描くなら、亜紀が実家に帰ってどうなったかも描くべきだろう。
おばあ柴田初枝(樹木希林)と柴田亜紀(松岡茉優)の関係は、亜紀の祖父の前妻がおばあである。亜紀の両親は亜紀はオーストラリアにいるとおばあに言っている。オーストラリアにはいないと知っている亜紀の両親は、家出?した亜紀がおばあの家にいることを知っているはずである。だが亜紀の母「お父さんの前の奥さん(おばあ)が、何の関係があるの」と夫(亜紀の父)に言う。いやいや、亜紀がオーストラリアにいないということは、当然亜紀の母親も知っているよ。それならば、この台詞「お父さんの前の奥さんが・・・」という言葉は出ないでしょう。亜紀の父親はおばあにカネを渡す。父「母のことは申し訳なく思ってます」おばあ「また3万円か」ということは、おばあは何回も来ているのだから、亜紀の母親のこの言葉はありえないでしょう。おばあが初めて来たのならともかく。
亜紀「おばあが一緒に暮らそうと言ってくれたからです」警官「自分の夫を奪ったあなたの家族からカネを貰っていた」亜紀「私の両親はおばあと暮らしているのを知ってたんですか?」警官「知らないと言ってます」亜紀「おばあはカネが欲しかっただけなのかな?」
おばあの年金(月6万円)、父親の現場仕事の給料、母親のクリーニング工場の給料しかない。亜紀は家にカネを入れていない。そこに「松戸のパチンコ屋で拾った」祥太や少女リンを拾わないでしょう。カネがないのに。サクラが子を産めないからでしょうか?祥太「僕を助けてくれた時も、何か盗ろうとしてたの?」
祥太「お店に並んでる商品は、まだ誰のものでもないって」翔太「僕、わざと捕まったんだ」
少女リンの両親の虐待問題は、どうなった?
絵本『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』(1969・作:レオ・レオニ、翻訳:谷川俊太郎)
渥美清の「白昼堂々」(1968・監督:野村芳太郎)という万引き映画がありました。評価=70点。