『違い』をどのように捉えるか。
『見方』の大切さを教えてくれる映画でした。
主人公の少年は見た目が多くの人と『違う』。見た目の違いは分かりやすく、差別の対象になりやすいのですが、本当は、人間はひとりひとりが『違う』。見た目や格好などは同じようでも、心の中は誰もが『違う』。
その本質的な心の『違い』を見つめ、向き合い、関わっていくことの大切さを感じました。
また、この映画では子どもに対する親の関わり方も多様です。
・とても深い愛情を子どもに向ける親
・子どもに無関心な親
・子どもを過剰なまでに保護し、コントロールしようとする親
こうした親の姿の違いが、登場する子どもの心の安定に大きく関わっていると感じました。
偏見をもつのではなく、『違い』を受け入れ、ひとの心を見つめることのできる人間になりたいと思わせてくれた映画でした🎞️!