スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

すまほをおとしただけなのにとらわれのさつじんき|----|----

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

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レビューの数

74

平均評点

65.1(403人)

観たひと

577

観たいひと

30

(C) 2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ホラー / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2020/2/21
上映時間 118分
製作会社 映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会(TBSテレビ=東宝=MBS=ツインズジャパン=CBCテレビ=ポニーキャニオン=KDDI=ニッポン放送=ニッポン放送プロジェクト=RKB=TBSラジオ=HBC=GYAO=読売新聞社)(制作プロダクション:ツインズジャパン/製作幹事:TBSテレビ)
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督中田秀夫 
脚本大石哲也 
原作志駕晃
(『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(宝島社文庫))
企画プロデュース平野隆 
プロデューサー刀根鉄太 
下田淳行 
辻本珠子 
共同プロデューサー星野秀樹 
水木雄太 
撮影今井孝博 
美術塚本周作 
装飾柳澤武 
音楽兼松衆 
堤博明 
大間々昂 
音楽プロデューサー桑波田景信 
主題歌King Gnu
(『どろん』(ソニー・ミュージックレーベルズ))
録音秋元大輔 
整音室薗剛 
音響効果大河原将 
照明木村匡博 
編集青野直子 
衣装宮本茉莉 
ヘアメイク外丸愛 
ラインプロデューサー及川義幸 
制作担当田辺正樹 
助監督佐伯竜一 
スクリプター吉田久美子 
VFXスーパーバイザー立石勝 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演千葉雄大 加賀谷学
白石麻衣 松田美乃里
鈴木拡樹 笹岡一
音尾琢真 根岸剛志
江口のりこ 荒木寛子
奈緒 安西優香
飯尾和樹(ずん)三宅卓也
高橋ユウ 神宮寺紗綾子
Ko-dai(Sonar Pocket)野崎準人
平子祐希(アルコ&ピース)吉原宏樹
谷川りさこ 藤井未央
アキラ100% 西
田中哲司 牧田英俊
成田凌 浦野善治
井浦新 兵頭彰
特別出演北川景子 稲葉麻美
田中圭 富田誠
原田泰造 毒島徹
友情出演今田美桜 丹羽亮子

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

恋人がスマートフォンを落としたのを契機に過去を暴かれ命を狙われるミステリー「スマホを落としただけなのに」の続編。連続殺人事件から数ヶ月後、同じ現場から次々と若い女性の遺体が見つかり、刑事の加賀谷は先の事件で逮捕した浦野に捜査協力を依頼する。前作に引き続き「リング」の中田秀夫がメガホンを取り、刑事・加賀谷役の千葉雄大、連続殺人鬼・浦野役の成田凌が続投。謎の男から狙われる加賀谷の恋人・美乃里を乃木坂46の白石麻衣が演じる。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

刑事の加賀谷(千葉雄大)が連続殺人鬼・浦野(成田凌)を逮捕し、長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件は幕を閉じたかに思われたが、その数ヶ月後、同じ事件現場から次々と若い女性の遺体が発見される。捜査は混迷を極め、加賀谷は最後の手段として、獄中の浦野のもとへ。すると浦野は、彼が師と仰ぐMというダークウェブ上にいる謎の人物の存在を明かし、自分ならMに接近することができると囁いた。時同じくして加賀谷の恋人・美乃里(白石麻衣)は謎の男に狙われ、加賀谷は浦野に事件の捜査協力を依頼するという苦渋の決断をするが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2020年3月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

REVIEW 日本映画&外国映画:「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

2024/10/16

2024/10/17

68点

VOD/NETFLIX 


スマホを落としただけなのに/囚われの殺人鬼

ネタバレ

第3作目がまもなく公開。前作では脇役だった千葉雄大扮する刑事が主役。今回の事件の犯人「M」を探るために、刑務所にいる囚人と協力して解決するというストーリーは面白い。

2024/07/15

2024/07/15

55点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


成田凌の独り勝ち

大学のサークルで出会い一回生のとき兄弟のように仲良くしてもらったMさん。還暦プロジェクトの目玉として実質37年ぶりに会いに行った。覚えてくれているかどうか定かではなかったので流石に緊張した。自営の酒屋に入り恐る恐る声を声を掛けると顔を見て「おー久しぶりやんけ、まあ座れや」と歓迎してくれた。「LINE交換しよけ」と言われ「ガラケーだから」と答えたら「やっぱり変な奴やな」と笑われた。

さて、肝心の本作だが主演ふたりが弱すぎる。千葉雄大は線が細く、白石麻衣は単なるエロ要員レベル。ラスボス役の井浦新のキャラも漫画チックで冴えがない。レクター博士ばりの活躍を見せた成田凌の独り勝ちという印象を受けた。

整合性の有無はともかくどんでん返しの連続で退屈はしないが『羊たちの沈黙』との類似性など語るに値しない。レビューを捻り出すのも苦痛に感じるテレビの二時間ドラマレベルの凡作。

2022/03/15

2022/03/16

55点

テレビ/無料放送/TBS 


前作も主演2人ではなく、成田凌のサイコパスでもっていたようなものだったが、今回も彼をハンニバル・レクターにするという物真似だけで終わってしまった。とにかく人物の描き方が浅すぎる。TV会社系の作品の最大の弱点。

2022/02/07

2022/02/07

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


スマホ落さないけど!

そこで落としたんか~い!(笑)

2021/11/17

68点

選択しない 


タイトルは…

スマホは落としていないのにがよかった…。
前作を観ずに鑑賞。
さすがにちょっと警察をなめすぎてるところがやはりファンタジー。連続殺人鬼の見張りが一人の交代制、足枷しない、殺された同僚がいるのに腰抜かしたままの飯尾さん、殺人鬼逃亡したままなのにみんな穏やか…。
とにかく、白石麻衣ちゃんが白石麻衣ちゃんにしか見えない。アイドルなのだからブラは外さなくてもいいのにと思った。成田凌くんはサイコな役だったけど、その割にとても健康的な美肌だったのが印象的だった。

2021/10/22

2021/10/28

50点

選択しない 


薄口サスペンス

ネタバレ

 収監中の殺人鬼が警察に協力、獄中から指示を出すというくだりや、その彼が監視の隙を突き警官になりすまして脱獄してしまうというあたりは、他の方も触れているようにあきらかに「羊たちの沈黙」からの引用である。でも演出ひとつでこうも薄っぺらいサスペンスになってしまうものなのだなとちょっと驚いてしまう。あの映画のパロディとして見てもひどい出来で、テレビの2時間ドラマ枠レベルとしてもキツイかも。
 個々の人物の描き方が通り一遍であり、いずれもシナリオありきで動かされているように見えてしまうのもまずい。どんでん返しを狙ったシナリオの強引さに引きずられてしまい、自ずと人物描写がおざなりになってしまっている。
 加賀谷(千葉雄大)に想いを寄せる美乃里の薄っぺらさといったら。せっかく白石麻衣をキャスティングしているのに彼女の魅力がまったく生かせていない。好きなのにこっちを向いてくれないと駄々をこねているだけのつまらない女にしか見えない。その加賀谷が抱えるトラウマの描写ももう少し工夫が欲しい。あとでわかることだけど、彼にとっては母の虐待というトラウマよりも父の死を公にしない警察組織への恨みの方が強くなければおかしいのではないか。というか母の虐待なんてエピソードはこの際ない方がスッキリしたと思う。
 浦野(成田凌)を監視する警官のいかにもな態度や加賀谷の元上司、笹岡の曰く有りげな態度などなども「これ、伏線ですよ」と自らバラしているように見えてしまう薄さ。唯一怪しさを最後まで維持できたのはMと疑われた謎の男(井浦新)ぐらいだろうか。   
 総じて前作以上に粗が目立っていたような気がする。これでは第三弾が気がかり。興行収入さえよければ良しではちょっと情けない。