BLUE GIANT

ぶるーじゃいあんと|----|----

BLUE GIANT

レビューの数

135

平均評点

82.4(729人)

観たひと

959

観たいひと

41

(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (C)2013 石塚真一/小学館

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / 青春
製作国 日本
製作年 2023
公開年月日 2023/2/17
上映時間 120分
製作会社 映画「BLUE GIANT」製作委員会(アニメーション制作:NUT)
配給 東宝映像事業部
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督立川譲 
ライブディレクションシュウ浩嵩 
木村智 
廣瀬清志 
立川譲 
脚本NUMBER 8 
原作石塚真一
(「BLUE GIANT」(⼩学館「ビッグコミック」連載))
キャラクターデザイン高橋裕一 
総作画監督高橋裕一 
プロップデザイン牧孝雄 
横山なつき 
撮影監督東郷香澄 
美術監督平柳悟 
音楽上原ひろみ 
編集廣瀬清志 
演奏馬場智章
((サックス))
上原ひろみ
((ピアノ))
石若駿
((ドラム))
3DCGIディレクター高橋将人 
メインアニメーター小丸敏之 
牧孝雄 
色彩設計堀川佳典 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)山田裕貴 宮本大
間宮祥太朗 沢辺雪祈
岡山天音 玉田俊二

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャズを題材にした石塚真一の人気コミックをアニメーション映画化。世界一のジャズプレーヤーを目指してテナーサックスに打ち込む宮本大は、高校卒業を機に上京。凄腕ピアニストの沢辺雪祈、ドラムを始めた同級生の玉田俊二とバンド“JASS”を結成する。声の出演は「夜、鳥たちが啼く」の山田裕貴、「東京リベンジャーズ」の間宮祥太朗、「キングダム2 遥かなる大地へ」の岡山天音。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャズに魅了され、“世界一のジャズプレーヤーになる!”と、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大(声:山田裕貴)は、雨の日も風の日も毎日、たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業を機に、ジャズに打ち込むために上京。高校の同級生・玉田俊二(声:岡山天音)のアパートに転がり込んだ大はある日、訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(声:間宮祥太朗)と出会う。聴く者を圧倒するサックスに胸を打たれた雪祈が大の誘いに乗ると、大の熱に感化されてドラムを始めた玉田も加わり、3人でバンド“JASS”を結成する。楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすら全力でサックスを吹いてきた大。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初心者の玉田。トリオの目標は、10代で日本最高のジャズクラブ“So Blue”に出演し、日本のジャズシーンを変えること。無謀とも思える目標に、必死に挑みながら成長していく “JASS”は、次第に注目を集めるようになる。“So Blue”出演に可能性が見え始め、目まぐるしい躍進がこのまま続くかと思ったある日、思いもよらない出来事が起こり……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023年3月上旬号

戯画日誌:第185回 すべてのジャンルは技術的にも密接に絡み合っている

2023年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

UPCOMING 新作紹介:「BLUE GIANT」

2024/11/09

2024/11/10

80点

その他/試写会 


心揺さぶる音

アニメは得意ではない
しかしこれは実写は不可能である
真のジャズ奏者が演奏しているから心揺さぶられるのだ
アニメーションとしっかり音がマッチしており、主人公の大がサックスを披露するところから心打たれた
主人公は魅力的でまさに天才を思わせ、二人の仲間のキャラもいい
余計なエピソードがなく、彼らの心情と同じく真っ直ぐにストーリーは展開し、最後には感動を呼ぶフィナーレが待っていた
大の言う通りジャズは激しく心を揺さぶられる音楽だ

2024/10/29

2024/10/30

83点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 


青春讃歌

ジャズには造詣はないのですが、彼ら3人が繰り広げるドラマに、見入ってしまいます。友情があり、努力があり、勝利があります。まっすぐな勢いに好感が持てます。

 後からバンドに参加する玉田に、声をかける老人がいます。だんだん上手くなっている。たまらないひとことです。

 天才ピアニストの沢辺が、ソーブルーの支配人にボロかす言われます。小手先の演奏だ。やけくそにならず、そのアドバイスを受け入れる潔さが素晴らしい。

 サックスの宮本大は、ジャズは個人でやるものでメンバーは入れ代わると徹底しています。仲間であっても、妥協しない姿は理想的です。

 そして、この作品の最大の特徴は、青春物でありながら色恋沙汰が一切なく、彼らがいかに音楽に打ち込んでいるか、ということを感じました。

2024/08/17

2024/08/17

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


これは熱い

音楽オンチな私ですら熱くなれました。
若々しさと情熱と全てにおいて熱中できた良作です。
これを見ると漫画も読みたくなりました。
マンガ未読なのですが、細かなサイドエピソードが端折られているんだなとは思いました。それを知っているともっと面白く見れたんだなと思います。
こういうの仕上がっていくストーリーは好きなんですよね。
中年の自分にもやれるかもと勇気と自信を与えてくれている気がして。
特にドラマーのエピソードが好きです。
応援してくれている人がいるのは大きい。

2024/03/20

2024/06/05

90点

映画館/愛知県/名古屋 ミッドランドスクエアシネマ 


スクリーン8(ライブ音響上映)

ジャズを題材にした石塚真一の同名人気コミックをアニメーション映画化した2023年公開作品。ちょうど1年ちょっと経ちますが、この頃はまたnoteに感想文投稿していないので、まだまだだなと本感想文を書いてて思ったりします(笑)。ちなみに、公開時でも結構気に入ってみていて、DolbyAtmos版、そして大阪でのTOHOシネマズでの轟音スクリーンでの上映も観に行っていたりしていました。今回は松竹系の劇場で行われたライブ音響上映版を見に行ったのですが、音響面では今回が一番よかったんじゃないかと思います。轟音スクリーンは確かに音は大きいものの、セリフも含め、全体的に音が大きくなっていただけな印象と打って変わって、今回の鑑賞では演奏シーンでの特に低音(劇中では特にベースなどの低音楽器はあまり出てこないものの、バスドラムの響きとか、ちょっと出てきたウッドベースの鳴り具合など)の印象がすごく良く、もちろん主人公・宮本のテナーサックスのちょっと乾いたテナー特有の低音の擦れた音もよく聞き取れました。

(続きは、https://note.com/yen_do/n/n5d47771b5c89)

2024/06/02

90点

選択しない 


青春の力強さ

ジャズについてほとんど知識ないし、興味もないけど面白いと噂があったので見た。ジャズシーンはちょっと笑えちゃいぐらい過剰な演出だけど、主人公のジャズに対する真っ直ぐさ、飽きさせない展開の速さ、若者たちの力強さで面白く見れた。何かに真っ直ぐな人たちは見ていて気持ちがいい。終盤の残酷な展開もあるけど、それ以上にジャズへの気持ちが強い。

2024/05/10

2024/05/10

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 


SAXを頑張れば西野七瀬さんと結婚できるだろうか(妄想)

ジャズ関係の友だちで読んでいる人も多い「BLUE GIANT」の原作を自分は全然読んでいないのだけど、この映画は原作を読み込んだ人じゃないと、今ひとつグッと来ないのではないかと思った。というのは、東京に出てくるまでの話というのがそれなりにあるところを時間の関係でバッサリ切り落としているから、最後のBLUE NOTE、じゃないSO BLUEでのライブの客席に集う人たちの思いみたいなのに共感が得られないから。だから、鑑賞しているこちらもわりと冷めた目で見てしまう(だいたい、ピアノの兄ちゃんが事故でライブに出られなくなるとか、容易に想像ついちゃったし)。とは言え、ライブの場面そのものの作画はすごい。恐らくは演奏シーンを先に撮影して、それを基に作画したのだと思うけど、ドラムをこう叩いているという音と画が完全にシンクロしているのはびっくり。ここだけでも観る価値はある。そこへ行くとサックスを吹いている姿がいちばんリアルさに欠けるので、やや残念。それにしても、ヤマハを全面に押し出して制作した方が売り出すのにも圧倒的に有利だと考えられるところ、主人公が吹く楽器だけはセルマーのSuper Action 80(!!)であるところを貫いているのは、原作のファンには嬉しいのではないかな。しかし、何故にSA80とか比較的に短命のモデルにしたんだろう。原作にはその辺の理由も書いてあるのかな? それなのに主人公の音を出している馬場智章がヤマハの楽器のユーザーだというのは、なんとも皮肉^^;。