冷徹無比の犯罪組織のボスと鬼刑事の運命的な対決を描いた、骨太のサスペンス・アクション。ハリウッドを代表する2大スター、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの初共演、12分間に及ぶ大銃撃戦の迫力などが見どころ。監督・脚本は「ラスト・オブ・モヒカン」やTV『マイアミ・バイス』のマイケル・マン。彼のTV時代の代表作『クライム・ストーリー』で、共同クリエイターの名を冠した元シカゴの潜入捜査官チャック・アダムソンと、そのアダムソンが逮捕に血道を上げたといわれる実在の犯罪者ニール・マッコーリーをモデルに脚本を執筆した。製作はマンとアート・リンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「タイ・カップ」のアーノン・ミルチャンと、ピーター・ジャン・ブルッジ。LA市内にオール・ロケを敢行し、シャープな映像を見せた撮影は、監督とは3作目となる「ネル」のダンテ・スピノッティ、音楽は「バットマン・フォーエヴァー」のエリオット・ゴールデンサル、美術は「ディスクロージャー」のニール・スピサック、編集は、監督とは4作目のドヴ・ホウニグと「カジノ」のパスクァーレ・ブバ、「ブラック・レイン」のトム・ロルフ、ウィリアム・C・ゴールデンバーグの共同、衣裳はデボラル・スコットが担当。主演は「カジノ」のロバート・デ・ニーロと「カリートの道」のアル・パチーノ。共演は「バットマン・フォーエヴァー」のヴァル・キルマー、「エタニティ 永遠の愛」のジョン・ヴォイト、「青いドレスの女」のトム・サイズモア、「バード」のダイアン・ヴェノーラ、「キャスパー」のエイミー・ブレネマン、「スモーク」のアシュレイ・ジャッド、「レオン」のナタリー・ポートマンほか。