ドイツ軍占領下のポーランド。ワルシャワ郊外のプディという町に母と暮らすスタフ(タデウシュ・ウォムニツキ)は、ドイツ軍の貨物列車から石炭を盗むという仕事を仲間の青年たちとやっていた。ある晩、居酒屋で木工所で働くセクワ(ヤヌーシュ・パルシュキェヴィッチ)という職人に会い、彼の見習工として、工場に雇ってもらうことになる。そこではヤショ(タデウシュ・ヤンチャル)という青年が働いていた。仕事柄、夜間のカトリック系の学校に通うことになったスタフは、その帰り道、抵抗運動勧誘のアジ演説をするドロタ(ウルシュラ・モドジニスカ)という少女を知り惹きつけられる。組織に入ったスタフは、ヤショも誘うが彼は応じない。数日後、製材所に材木を取りに行ったスタフが、理由もなくドイツ兵に殴られ、そのことに怒りを感じたヤショらは、復讐を企てる。以前にスタフが見つけたピストルを手にしたヤショらは武器を使って敵をやっつけた。その行動をドロタらは非組織的だと非難し、ヤショはスタフらから離れていった。折りしもワルシャワ・ゲットーのユダヤ人たち一掃を目的とする攻撃が開始されるが、ポーランド人たちは、ゲットーの戦闘を他人事のように見つめていた。しかし、ゲットー絶滅を防ごうと出かけたセクワたちを救出しようと、トラックに乗り込んだスタフの班に、自発的にヤショが参加し、セクワは救出されるが、ヤショは壮絶な死をとげる。翌朝、スタフはドロタの家に泊まるが、彼女はやがてゲシュタポに捕えられてしまう。スタフは班のキャップとなって抵抗運動を続けるのだった。