「脱出(1944)」「カサブランカ」のハンフリー・ボガートが主演する映画で、B・トレイヴン作の小説を「偉人エーリッヒ」「ファス」のジョン・ヒューストンが脚色し、ヒューストン自ら「マルタの鷹(1941)」「シエラの高嶺」等についで監督したもの。ボガードを助けて「悪魔の金」「我が心の歌(1942)」のウォルター・ヒューストン「駅馬車(1939)」「荒野の決闘」のティム・ホルト「ミルドレッド・ビアーズ」のブルース・ベネット、「ブルースを唄う女」のバートン・マクレーンらが出演している。撮影は西部劇を多く手がけて外景撮影に優れているテッド・マッコードが指揮し、音楽は「栄光の都」「愛の勝利(1939)」のマックス・スタイナーが作曲している。