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アラカルト・カンパニー

  • あらかるとかんぱにー
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  • 平均評点

    63.9点(10人)

  • 観たひと

    19

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1987
公開年月日 1987
上映時間 98分
製作会社 幻燈社
配給 東映クラシックフィルム
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督太田圭 
脚本太田圭 
原案早乙女吾郎 
企画前田勝弘 
製作前田勝弘 
プロデューサーシルビー・バルテ 
中村喜代太 
藤江孝 
撮影鈴木達夫 
美術星埜恵子 
音楽中川俊郎 
録音川嶋一義 
照明水野研一 
編集川島章正 
助監督大宮浩一 

キャスト

解説

パリで“よろずや”(便利屋)を開業した三人の日本人の若者の姿を若々しい感覚で描く。早乙女吾郎の原案を元に、これが劇場用映画第一回作品となる太田圭が脚本と監督を担当。撮影は「ちょうちん」の鈴木達夫が務めている。

あらすじ

浅野雄一は旅行中のパリで国際コンサルタントと名乗る早乙女という中年の男と知り合い、在仏邦人を相手にした便利屋“よろずや”を始めることになった。相棒は同じような旅行者の山尾鈴香。二人が最初に受け請った仕事は水道の水もれ修理だったが、うまく直せず逆に壊わしてしまう。それでも「決してノンは申しません」をキャッチフレーズにどんなことでも引き受けた。犬の散歩やベビー・シッター、引っ越しの手伝いからコンドームの出前まで。失敗を繰り返しながらも“よろずや”は軌道に乗り、雄一も鈴香も自由きままに暮らしていた。ある日、日本人留学生・茜のアパートに引っ越しの手伝いに行った雄一は、彼女に一目惚れしてしまう。しかし、茜はフランス語をマスターするためここにいる間は日本人とは付き合わないという。そのうち雄一と鈴香に新しい仲間が加わった。岡本隆彦は“よろずや”の電話番として雇われたが、チャランポランな男でいつも遊んでばかり。仕事が忙しくなって彼も駆り出されることになるが、やることといったらルーブル美術館を訪れる観光客相手にインチキ案内をするなど、雄一や鈴香に比べるとかなりいい加減である。一方、雄一は仕事に励みながらも茜のことが気になっていた。彼女にはいつも違ったフランス人男性が連れ添っていたが、時おり見かける表情はいささかやつれているように見える。ある時雄一は、茜から荷物を車で運んでくれるよう頼まれた。行き先が曖昧なまま彼女の指示に従ったが、運転の途中で何気なく荷物のほうに目をやるとすき間から人間の髪の毛がはみ出していた。恋のもつれからとうとう殺人まで犯してしまったのか。茜のためにその後始末に手を貸してしまった雄一。しかし、それは雄一個人の問題で、鈴香、隆彦……三人はそれぞれの生き方で“よろずや”を続けている。

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