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紫式部 源氏物語

  • むらさきしきぶげんじものがたり
  • The Tale of Genji
  • The Tale of Genji


  • 平均評点

    52.4点(19人)

  • 観たひと

    34

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル アニメーション / 文芸 / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1987
公開年月日 1987/12/19
上映時間 110分
製作会社 朝日新聞社=テレビ朝日=日本ヘラルド映画グループ
配給 日本ヘラルド映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督杉井ギサブロー 
アニメーション監督前田庸生 
脚本筒井ともみ 
プロデューサー原正人 
田代敦巳 
キャラクター原案林静一 
キャラクター・デザイン名倉靖博 
作画監督名倉靖博 
動画監督猿山二郎 
設定デザイン児玉喬夫 
撮影監督杉村重郎 
撮影スタジオぎゃろっぷ 
美術監督馬郡美保子 
音楽細野晴臣 
録音林昌平 
編集古川雅士 
衣裳色彩デザイン馬郡美保子 
助監督小熊公晴 
製作プロダクショングループ・タック 
ヘラルド・エース 

キャスト

出演風間杜夫 光源氏
梶三和子 六条御息所
田島令子 葵の上
風吹ジュン 朧月夜
萩尾みどり 夕顔
横山めぐみ 紫の上
矢崎滋 惟光
津嘉山正種 頭中将
大方斐紗子 弘徴殿
大塚周夫 右大臣
野沢那智 桐壷帝
田村錦人 左大臣
納谷悟朗 高僧
槐柳二 留守居役老人
瀬下和久 藤武部丞
安原義人 左馬頭
島田敏 頭の弁
林一夫 朱雀帝
常田富士男 北山の僧都
丸山裕子 大武部
木瓜みらい 王命婦
青木菜菜 右近
勝生真沙子 乳母の少納言
鈴木一江 紫の上の女房
大原麗子 藤壷

解説

紫式部原作の「源氏物語」全五十四帖のうち、夕顔との出会いから須磨までを描くアニメーション。脚本は「微熱少年」の筒井ともみが執筆。監督は「銀河鉄道の夜」の杉井ギサブロー、撮影監督は「マップス 伝説のさまよえる星人たち」の杉村重郎がそれぞれ担当。

あらすじ

美貌と才知に恵まれた光源氏は父・桐壷帝の計らいにより、臣下に身を置いていた。源氏は持って生まれた美貌のため、数多くの女性から慕われていた。愛しくも複雑な過去を持つ夕顔、六歳年上で一人娘のいる六条御息所、正妻の葵の上。しかし、光源氏がもっとも心を痛めていたのは、桐壷帝の妻であり義母の藤壷への想いだった。秋に光源氏は藤壷の姪で祖母に育てられていた少女の紫を引き取った。自然の中でのびのびと成長した紫は都の女にはない魅力を持ち、その面差しはどこか藤壷に似ていた。やがて藤壷が懐妊したが、生まれた男の子は光源氏と瓜ふたつであった。桐壷帝は光源氏に若宮の行末を頼んだ。光源氏は桐壷帝の第二皇子に当たるが、第一皇子東宮の母・弘徴殿の女后は東宮の立場が危うくなるのを恐れ、譲位を早めるべく策動を始めた。その頃、光源氏の前に新しい女が現われた。源氏はそれが兄・東宮の后となる朧月夜とは知らずに近づいた。桐壷帝は譲位し、朱雀帝の世となった。葵の上は、光源氏の子を出産したが、不幸にも物の怪につかれた六条御息所は葵の上を殺してしまった。御息所は自らの所業を悔い、伊勢の斎宮となり都を離れた。また桐壷院が亡くなり、藤壷は尼僧となった。光源氏のもとから女性たちが静かに去っていく。光源氏は心の安らぎの場所を女性に求めていたので、何かしら得体の知れぬ不安に襲われていた。光源氏は女性を求めようとするとき、いつも桜の花びらの舞う幻覚をみる。今、光源氏のもとに残っているのは、美しい女性へと成長した紫と帝の篭姫となった朧月夜だけだった。しかし、ある日朧月夜との逢う瀬が右大臣に見つかり、光源氏は弘徴殿の大后の策謀により須磨へと流されてしまった。光源氏は財産の全てを妻の紫の上に譲り流浪の身となるが二人の心は一つに結ばれたのだった。

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