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さくら隊散る

  • さくらたいちる
  • Sakuratai,8,6
  • ----

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  • 平均評点

    69.0点(44人)

  • 観たひと

    59

  • 観たいひと

    12

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 戦争
製作国 日本
製作年 1988
公開年月日 1988/4/30
上映時間 110分
製作会社 近代映画協会=天恩山五百羅漢寺
配給 独立映画センター
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督新藤兼人 
脚本新藤兼人 
原作江津萩枝 
企画能登節雄 
池田生二 
製作日高宗敏 
高島道吉 
プロデューサー溝上潔 
新藤次郎 
撮影三宅義行 
美術重田重盛 
音楽林光 
録音永峯康弘 
照明山下博 
編集近藤光雄 
助監督金高謙二 
スチール金子哲也 

キャスト

出演古田将士 丸山定夫
未来貴子 園井恵子
八神康子 仲みどり
川島聡互 高山象三
竹井三恵 島木つや子
水野なつみ 森下彰子
元松功子 羽原京子
北川真由美 小室喜代
坂上和子 笠絅子
及川以造 槙村浩吉
川道信介 池田生二
内堀和晴 八田元夫
黒川博之 赤星勝美
大林隆介 乃木年雄
石川裕見子 沢道子
小坂井秀行 藤堂
岩倉高子 中井夫人
江藤漢 羽原の父
上杉二美 羽原の母
広瀬昌助 散髪屋
清水一男 太田怜
内田正樹 清水善夫
乙羽信子 ナレーター
千田是也 証言者
滝沢修 証言者
小沢栄太郎 証言者
宇野重吉 証言者
松本克平 証言者
瑳峨善兵 証言者
浜村純 証言者
槙村浩吉 証言者
池田生二 証言者
倉田地三 証言者
殿山泰司 証言者
乃木年雄 証言者
長門裕之 証言者
河原崎国太郎 証言者
山本安英 証言者
杉村春子 証言者
利根はる恵 証言者
葦原邦子 証言者
桜緋紗子 証言者
内海明子 証言者
有馬智寿 証言者
日高宗敏 証言者
丸山由利亜 証言者
赤星勝美 証言者
清水善夫 証言者
太田怜 証言者
神田泰雄 証言者
桑原経重 証言者
木上ヌイ 証言者
江津萩枝 証言者

解説

昭和20年8月6日、広島で原爆のため命を落とした移動演劇隊「櫻隊」の九人の演劇人の足跡を再現ドラマと縁の人々の証言で描くドキュメンタリー。江津萩枝原作のルポルタージュ『櫻隊全滅』の映画化で、脚本・監督は「ハチ公物語」(脚本のみ)の新藤兼人、撮影は、「落葉樹」の三宅義行がそれぞれ担当。

あらすじ

東京・目黒の天恩山五百羅漢寺には「移動演劇さくら隊原爆殉難碑」があり、毎年8月6日の原爆忌には故人と縁のあった人々が集まって追悼を行っている。櫻隊の前身は昭和17年に誕生した苦楽座で、20年に櫻隊と改名し、演劇活動を続けていた。隊長は丸山定夫、事務局長は槙村浩吉、隊員に池田生二、高山象三、園井恵子、仲みどり、島木つや子、羽原京子、森下彰子、小宮喜代、笠絅子がいた。同年7月15日、当時は日本全国が空襲にあっており、櫻隊は広島に滞在。仲間のうち池田は家族が被災して沼津へ行っており、槙村は隊員補充のため帰京していた。結局、残り九人が8月6日、原爆の被害にあった。壊れた家の下から丸山、園井、高山、仲は脱出したが、残りの五人は死亡。東京から槙村らが駆けつけたが、丸山は16日に44歳で死去した。園井と高山は六甲山麓の中井家に辿りついたが、高山は原爆で内臓をやられており、20日に21歳で死亡。園井も翌21日、31歳で息を引きとった。仲は字品の収容所を抜け出し、体を引きずるように東京の自宅へ戻ったが、東大病院のベッドで死亡、36歳だった。小宮(30歳)、島木(22歳)、羽原(23歳)、森下(23歳)、笠(41歳)は焼跡から白骨で発見された。

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