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千利休 本覺坊遺文

  • せんのりきゅうほんがくぼういぶん
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  • 平均評点

    71.2点(120人)

  • 観たひと

    188

  • 観たいひと

    18

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1989
公開年月日 1989/10/7
上映時間 107分
製作会社 西友
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督熊井啓 
脚本依田義賢 
原作井上靖 
製作総指揮高丘季昭 
製作山口一信 
製作補大場正弘 
撮影栃沢正夫 
美術木村威夫 
音楽松村禎三 
録音久保田幸雄 
照明岩木保夫 
編集井上治 
助監督原一男 
スチール大橋弘 
生花川瀬敏郎 

キャスト

出演奥田瑛二 本覚坊
三船敏郎 千利休
萬屋錦之介 織田有楽斎
加藤剛 古田織部
芦田伸介 太閤秀吉
上條恒彦 山上宗二
内藤武敏 東陽坊
東野英治郎 古渓
長塚美登 前田玄以
小林功 織田信長
真実一路 松井佐渡
竹田寿郎 織部の介錯人
星野晃 検使
出水憲司 庭師の頭
須藤信幸 門弟の若者
熊田正春 徳川家康
木村雅英 戦場の武将
岩下正典 戦場の武将
石田弘一 戦場の武将
森岡隆見 戦場の武将
佐藤宏介 建仁寺の小姓
川野太郎 千宗旦
牟田悌三 大徳屋
有馬昌彦 大徳寺春屋和尚
小池栄 玉甫
今井耕二 細川三斎
岩下浩 石田三成
福田勝洋 増田長盛
歌澤寅右衛門 侍医
世古陽丸 大徳屋の使
小林竜次 大徳屋の使
寺島秀幸 織部の小姓

解説

千利休四百年遠忌特別作品。安土・桃山時代の茶人・千利休の謎に包まれた晩年を、愛弟子・本覚坊らが解き明かしていく様子を描く。井上靖原作の小説『本覺坊遺文』の映画化で、脚本は「天平の甍」の依田義賢が執筆。監督は「海と毒薬」の熊井啓、撮影は「女衒」の栃沢正夫がそれぞれ担当。

あらすじ

千利休が太閤秀吉の命で自刃してから27年後、愛弟子だった本覺坊は心の師と語らうのみの生活を送っていた。ある日本覺坊は、利休がなぜ秀吉の怒りを買って死んだのか、理由を解明しようと情熱を傾ける織田有楽斎に会って感動を覚えた。そして一年後、本覺坊は有楽斎に、利休の晩年山崎の妙喜庵で催された真夜中の茶会について話した。客は秀吉と、後に小田原落城で秀吉に刃向かって切腹した山上宗二だったが、もう一人がわからなかった。さらに一年後、有楽斎は残る客の一人は利休の弟子の古田織部だと見抜いた。織部も大坂夏の陣で豊臣方に内通したかどで、利休や山上宗二と共に自刃したが、実は三人とも死を誓い合っていた。翌年有楽斎は体が弱り危篤となったが、なお利休の最期の心境を知りたがっていた。本覺坊は夢にみた利休と秀吉の最期の茶事の光景を語り始めた。秀吉は一時の感情で下した利休に対する切腹の命を取り消したが、利休は茶人として守らなければならない砦のために切腹すると言い切った。本覺坊の話が利休の切腹に及ぼうとするところで、有楽斎はもうろうとした意識の中で刃を取って切腹したのだった。

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