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家光と彦左と一心太助

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  • 平均評点

    72.9点(24人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/1/3
上映時間 93分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督沢島忠 
脚本小国英雄 
企画中村有隣 
小川貴也 
撮影坪井誠 
美術井川徳道 
音楽鈴木静一 
録音東城絹児郎 
照明和多田弘 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演中村錦之助 徳川家光
中村錦之助 一心太助
進藤英太郎 大久保彦左衛門忠教
中村賀津雄 徳川忠長
北龍二 徳川秀忠
北沢典子 お仲
桜町弘子 お楽
松浦築枝 春日局
木暮実千代 お豊
吉川博子 およし
風見章子 北の方
高松錦之助 土井大炊助利勝
坂東簑助 柳生但馬守宗矩
平幹二朗 柳生十兵衛三厳
尾上鯉之助 柳生又十郎宗冬
薄田研二 本多上野介正純
山形勲 鳥居土佐守成次
香川良介 安藤対馬守重信
徳大寺伸 酒井阿波守忠行
明石潮 尾張大納言義直
水野浩 武田道庵法印
田中春男 笹尾喜内
杉狂児 源兵衛
源八郎 暁天堂
小森敏 松造
山本順大 次郎松
中村時之介 三河屋平助
赤木春恵 お常
星十郎 伍助
長島隆一 三吉
小田真士 大八
中村錦司 根岸平八郎
沢村宗之助 加東家一家

解説

「森の石松鬼より恐い」の コンビ小国英雄の脚本を、沢島忠が監督した一心太助シリーズの第四作。撮影も「森の石松鬼より恐い」の坪井誠。

あらすじ

元和九年の元旦。江戸城に大事件が起った。秀忠の嫡子、次代将軍の家光が毒殺されかかったのである。家光の弟忠長を偏愛する北の方が本多上野介らと組み、家光を亡きものにしようとしているのだ。家光の乳母春日局、大久保彦左衛門らはこれを憂慮した。彦左は将軍剣術指南柳生宗矩と対策をねった。彦左の一の子分魚屋の一心太助が新年の挨拶に来た。正装した太助は、家光と瓜二つだった。彦左にアイデアが浮んだ。家光と彦左の身分を入れかえるというわけである。太助は気狂いに化けた。家光も高熱のあまり頭がおかしくなったというので、太助と家光は姿を入れかえることに成功した。家光の太助は、魚河岸に行って太助の人気を知った。本多上野介につながるゴロツキどもが魚河岸の差配権を手に入れようとして暴れたが家光と十兵衛が彼らをノシた。江戸城に入りこんだ太助はトンチンカンぶりを発揮した。家光が気狂いになったと思いこんだ本多一味は、秀忠の代りに経書御講釈事始を家光がするよう願い出た。しかし、太助と家光の早がわりによって事なきをえた。長屋に戻った家光はいじめられる巳之吉を後妻の子供の次郎松が必死にかばっているのを見、弟の忠長に冷たかったわが身を反省した。その頃、太助の家光は忠長によび出され、逆心のないことを訴えられた。忠長が本多一派の陰謀を表沙汰にできないのは、一味の中に母北の方がいるからなのだ。太助は身分をうちあけ、忠長を連れて彦左邸に行き、家光と会わせた。家光、忠長は初めてお互いの気持を知った。その時、鳥居土佐の暗殺団が邸内になだれこんだ。魚河岸の連中や長屋の住人が助勢に駈けつけ、忠長は鳥居土佐を斬った。元和年六月、将軍秀忠は家光に将軍職を譲るため上洛した。

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1961年1月下旬号

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