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わが恐喝の人生

  • わがきょうかつのじんせい
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  • 平均評点

    62.9点(8人)

  • 観たひと

    9

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/12/7
上映時間 86分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督佐伯清 
脚色瀬川昌治 
大川久男 
原作藤原審爾 
企画猪又永一 
撮影星島一郎 
美術進藤誠吾 
音楽伊部晴美 
録音内田陽造 
照明城田昌貞 
編集田中修 
スチール藤井善男 

キャスト

出演梅宮辰夫 村木駿
千葉真一 小沢伍郎
水上竜子 三宅貞子
大村文武 関口
亀石征一郎 野口
北原しげみ お時
中山昭二 幸田
三島雅夫 水野信三
神田隆 遠藤公輔
南廣 金田
筑波久子 村岡真紀
藤里まゆみ 由美
日尾孝司 山辺吾市
小川守 山辺進
石島房太郎 清水刑事
大木史朗 兵藤刑事
永田靖 山岸豪太
永島明 弁護士松田
天草四郎 谷田
室田日出男 荒木
潮健児 戸根
安城百合子 みどり
矢島由紀子 ひとみ
沢彰謙 横田
北山達也 黒木
泉田洋志 影山
佐藤晟也 赤沢

解説

藤原審爾原作“恐喝こそわが人生”より、「安来ぶし道中」の大川久男と「馬喰一代(1963)」を監督した瀬川昌治が共同で脚色、「柔道一代」の佐伯清が監督したアクションドラマ。撮影は、「パレンバン奇襲作戦」の星島一郎。

あらすじ

ナイトクラブ「エテルナ」のボーイ、駿と五郎は幼い時からの親友同士。大都会に希望を求めて来た二人だが、警官希望の五郎は喧嘩早い駿の将来が心配であった。この懸念は早くも適中した。「エテルナ」の常連で、政界ボス水野信三を脅迫者から救った駿は、外国人宝石密輸団との関係を示すフイルムを手に入れた。このフイルムを土産に駿は水野一派にくいこもうとしたが、水野は子分に命じて「エテルナ」から駿を追放した。真面目に人生を歩もうとする五郎の姿は、ぐれた駿にとっては、反感を抱く何ものでもなかった。五郎の恋人貞子と関係したのもそのあらわれだ。「小さな店でももたしてやろう」悪党づれした駿も、心で貞子をいつか愛していた。新宿を根城にあらゆる悪の世界で顔をきかせるようになったある日、水野が彼の黒幕になって、駿を大者にしてやろうと話しかけた。あの過酷な水野が、駿の能力に惚れこんだのだ。悪の世界に生きようとする駿は、新たに四つ葉会を結成し、「悪い奴から金をしぼる」と大恐喝に乗り出した。が、駿の愛する貞子は身篭ったまま、交通事故で他界した。全てを知った五郎は、駿をとりまく悪の世界を憎悪し、その動静をさぐったが、恐喝の被害者は事件を明るみに出さないという定石通りその捜査は困難を極めた。恐喝に成功した駿は、コールガールを組織する谷田をゆすろうとした。これを知った五郎は犯人をあげようとしたが、水野の圧力により四ツ葉会の捜査は打ち切られた。やがて駿は貞子の面影を宿す志保と幸福な結婚をし、駿の夢が実ろうとした時、水野の急死に会い駿の身辺は洗い出された。危うしとさとった水野の子分は、駿を殺し屋の手に渡した。無惨な死顔を見せる駿。怪物のような悪の壁にぶつかっていって自滅した駿を前に、五郎も、その生き方を否定出来なかった。

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