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ジャコ萬と鉄(1964)

  • じゃこまんとてつ
  • Jakoman and Tetsu
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  • 平均評点

    70.8点(78人)

  • 観たひと

    145

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    24

基本情報

ジャンル アクション / ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/2/8
上映時間 99分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督深作欣二 
脚本黒澤明 
谷口千吉 
企画関政次郎 
植木照男 
撮影坪井誠 
美術近藤照男 
中村修一郎 
音楽佐藤勝 
録音広上益弘 
照明原田政重 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演高倉健 
丹波哲郎 ジャコ万
山形勲 九兵衛
渡辺粂子 タカ
南田洋子 マサ
大坂志郎 宗太郎
高千穂ひづる ユキ
江原真二郎 大阪
入江若葉 牧場の少女

解説

梶野悳三の『鰊漁場』より「天国と地獄」の黒澤明と谷口千吉が共同でシナリオを執筆、「ギャング同盟」の深作欣二が監督したアクションドラマ。撮影は「続・王将」の坪井誠。

あらすじ

終戦後間もない北海道カムイ岬、九兵衛一家は前科者の多い出稼漁夫を使ってぼろい儲けをしていた。ある日出稼漁夫を相手に暴れまわる片目の男をみて九兵衛はガク然とした。ジャコ万というその男はかつて九兵衛に船を盗まれソ連に抑留されたのだ。復讐に燃えるジャコ万の出現に困り果てる一家の許へ、嵐の海へ行方不明となっていた九兵衛の息子鉄が舞い戻って来た。ジャコ万と鉄、荒くれ者の二人はことごとく対決したが、鉄はジャコ万から父が船を盗んだ事を知らされ愕然とした。そんな時、ジャコ万を追いかける女ユキがあらわれた。邪険にあつかうジャコ万に、鉄は何かと親切に番屋で雇ってやるのだった。業つくばりの九兵衛と出稼漁夫の間は決してうまく行ってなかった。大時化の夜一向に歩を出さない九兵衛に出稼漁夫はストライキを起こした。たかをくくっていた九兵衛も一同を代表して鉄が割増金を要求したのを見て、要求をのむしかないと悟った。ニシンの大群を前にして、驚喜して浜へ走る漁夫を後にジャコ万は九兵衛の前に立ち塞がった。鉄がその危機の中に割って入った。出稼漁夫の乗る船の元網を切ろうとするジャコ万、それをさせじとする鉄。乱闘は続いた。が、力強いかけ声の響く中、ジャコ万の復讐心は次第に消えていくのだった。そんな「ユキと一緒にほっ建て小屋でも建てろよ」と札束を放り投げる鉄は、またさびしく海へ出ていった。

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