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出世子守唄

  • しゅっせこもりうた
  • Lullaby for My Son
  • ----


  • 平均評点

    60.0点(1人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/10/21
上映時間 87分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督鷹森立一 
脚本池田雄一 
企画扇沢要 
撮影西川庄衛 
美術中村修一郎 
音楽菊池俊輔 
録音大谷政信 
照明川崎保之丞 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演千葉真一 遠藤文吾
下沢宏之 遠藤健一
小畠絹子 奈津江
丹波哲郎 鎌鼬の辰
小川知子 岩崎美樹
石山健二郎 甚助
小瀬朗 新太
玉川良一 留次
三原葉子 お時
沢彰謙 又造
潮健児 虎吉
佐藤晟也 権三
遠藤辰雄 富高
倉田爽平 小宮
河合絃司 塚田
青柳美枝子 きよみ
川津祐介 大森先生
北川恵一 富高の子分A
八名信夫 富高の子分B
打越匹八 新太の母親
泉綾子 料理屋の女
木川哲也 製材所員
山田甲一 検尺夫
一節太郎 一節太郎

解説

「続 浪曲子守唄」の池田雄一がシナリオを執筆し、「北海遊侠伝」の鷹森立一が監督した“浪曲子守唄”シリーズ第三作目。撮影はコンビの西川庄衛。

あらすじ

渡世の義理から人を斬った文吾は、七歳になった息子の健一を連れて追手の手を逃がれていたが、旅から旅への文吾の顔には疲れと暗さが刻まれていた。とある飯場で、岩崎木材を女手で切り盛りする健気な娘美樹に雇われた文吾は、土地の顔役富高組の圧力と戦わねばならなかった。美樹の勧めで健一を小学校に入れた文吾は、たまたま、富高の世話を受けているかつての女房奈津江に会ったが、夫婦のヨリが戻るわけでもなかった。酒びたりの奈津江に健一を任せる気にはなれなかったのだ。文吾を仇と狙う鎌鼬の辰という男が、この飯場に現われたのはそんな時だった。ある日、富高組が通学列車もろとも鉄橋を爆破して、岩崎木材の積み出しルートを潰そうとしている計画を奈津江から知らされた文吾は、列車に乗っている健一の命を守るためもあって、富高の計画を未然に防いだのだが、奈津江とは健一を挟んで再び対立するのだった。一方、富高は次々と卑劣な手段で岩崎木材に妨害を加えてきた。文吾は健一の母親代りのような美樹のために、果し合いを望む辰にわけを話して富高組に殴り込んだ。辰も不思議な友情から文吾の助っ人を買って出て、二人は阿修羅のように暴れ回った。最後に残った富高は猟銃を持ち、文吾を追ってきた健一を狙ったが、その兇弾に倒れたのは健一を守ろうとする奈津江だった。その直後、激怒した文吾の刃に富高は深々と刺されていた。やがて、富高組が粉砕したあと、、辰と文吾は向いあった。だが、傍で文吾を見つめる健一の姿を見た辰は、匕首を投げ捨てると何処ともなく去って行った。間もなく始った盆踊りの夜、文吾は自首するために健一を美樹に託すと、一人山を下りて行った。

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