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吹けば飛ぶよな男だが

  • ふけばとぶよなおとこだが
  • The Shy Deceiver
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  • 平均評点

    70.8点(52人)

  • 観たひと

    96

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/6/15
上映時間 89分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山田洋次 
脚本森崎東 
山田洋次 
製作脇田茂 
撮影高羽哲夫 
美術重田重盛 
音楽山本直純 
録音小尾幸魚 
照明戸井田康国 
編集石井巌 
スチル久保哲男 

キャスト

出演なべおさみ 三郎
緑魔子 花子
有島一郎 先生
ミヤコ蝶々 お清
犬塚弘 不動
佐藤蛾次郎 ガス
芦屋小雁 
上方柳太 馬やん
上方柳次 喜やん
牧よし子 先生の家の老女中
石井富子 不動の妻
曽我廼家一二三 刑事
佐山俊二 看守
石橋エータロー 
安田伸 客引きの男
石井均 トルコ風呂の助平男
小沢昭一 弁士

解説

「惚れた強み」の森崎東と山田洋次がシナリオを共同執筆し、「喜劇 一発勝負」の山田洋次がメガホンをとった喜劇。撮影はコンビの高羽哲夫。

あらすじ

サブは偉い大幹部を夢見るちんぴらやくざ。ひと儲けを企んで兄弟分の鉄やガスと共に大阪駅で張込んだ。三人が狙っているのは家出娘。そこへ現われた家出少女花子は、彼らの誘惑にまんまと乗ってしまった。三人は早速兄貴株の喜やんを先頭に花子を人里離れた林に連れだした。彼らの企みとは、ブルーフィルムの製作だったのだ。花子は撮影を泣いてこばんだ。そんな彼女を不憫に思った見張り番のサブは、仲間を裏切り花子とともに逃走した。連れ込み宿で夜を共にしたサブは、不幸な花子の境遇を知って親近感をもちはじめた。一夜明けて金がなくなると、サブは次のゼニ儲けにとりかかった。サブとガスは、エロ映画のポスターを見入っている中年男を花子の待つ連れ込み宿に引っ張りこんだ。ところがこの男はいんねんをつけられた二人にビールをふるまうお人好し。サブは先生をやっているこの男とすっかり意気投合してしまった。そんなある日、サブは先生から、花子が妊娠していることを知らされた。だがそれは、サブの子ではなかった。頭にきたサブは大荒れ、チンピラと大喧嘩をやり、一人を刺して拘置所送りになってしまった。拘置所で平静さをとり戻したサブは、面会に来た花子と将来を誓いあった。だがサブの出所を待っていたのは、花子のはかない死だった。花子は自分のために罪を犯したサブを心配し、それがもとで流産し、その衰弱がひどく世を去ったのだ。ひとりぼっちになったサブは、花子の墓前でまともに生きることを誓った。それから数日後船員姿のサブを乗せて南方へ出発する船が港に見られた。

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