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眠狂四郎悪女狩り

  • ねむりきょうしろうあくじょがり
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  • 平均評点

    63.0点(71人)

  • 観たひと

    121

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/3/11
上映時間 81分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督池広一夫 
脚色高岩肇 
宮川一郎 
原作柴田錬三郎 
企画財前定生 
撮影武田千吉郎 
美術下石坂成典 
音楽渡辺岳夫 
録音大谷巖 
照明山下礼二郎 
編集菅沼完二 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 眠狂四郎
藤村志保 小夜
久保菜穂子 錦小路
松尾嘉代 お千加
吉田日出子 
長谷川待子 幾野
朝丘雪路 お菊
江原真二郎 川口周馬
小池朝雄 板倉将監
宇田あつみ 志野
毛利郁子 女面の女A
橘公子 滝山
伊達三郎 おらんだ屋惣兵衛
杉山昌三九 神尾清十郎
南条新太郎 役人
寺島雄作 野次馬
南部彰三 御典医
玉置一恵 坂井対馬守
堀北幸夫 侍A
沖時男 野次馬B
矢代洋子 千鶴
小林加奈枝 中条流の老婆
行友圭子 

解説

「女賭博師尼寺開帳」の高岩肇と「侠客の掟」の宮川一郎が共同でシナリオを執筆し、「尼くずれ」の池広一夫がメガホンをとった眼狂四郎シリーズ第十二作目。撮影は同作品を担当した武田千吉郎。

あらすじ

江戸城大奥は、将軍の子を身篭った側室の環とお千加の方をめぐって、権力争いの渦中にあった。大奥総取締の錦小路は、大目付の坂倉将監と組み、きりしたん一味の川口周馬や惣兵衛らを使い、自分たちに不都合な幕府要人を暗殺し、お千加の方一派の女たちを犯して殺した。だが、江戸市中には、血と女に狂った眠狂四郎の悪事として流れていた。狂四郎は、そんな風評にはいっこう耳をかさず、茶屋の女将お菊と、相変らずの情事を楽しんでいた。ある日、狂四郎は墓参にやって来た大奥の女小夜に、兄と見違えられた。狂四郎は好機とばかりに、大央の様子をうかがったが、茜の邪魔が入り、失敗に帰した。一方、錦小路や板倉らは、狂四郎が動き出したと見てとり、対策に乗りだした。川口は狂四郎の仮面をかぶり、ますます、悪名をとどろかせた。錦小路も、将軍の子をお千加から堕胎させようと、薬を飲ませた。さらに中条流の老婆のもとへ送ろうと企んだが狂四郎にはばれてしまった。怒った錦小路は伊賀者を使い、狂四郎を大奥に連れこんだ。手足を縛られ、自由を失った狂四郎は、錦小略の欲情にもてあそばれた。やがて錦小路は懐剣をふりかざし、狂四郎に迫った。錦小路の部屋に小夜が、飛び込んで来たのはその時だった。そして小夜は兄の罪の償いと狂四郎に刀を渡し、大奥から脱がすのだった。きりしたんたちが、ルソン島へ脱出する日、彼らの船は、板倉の手がまわって発砲され、小夜は死んだ。小夜の十字架を握った狂四郎の円月の剣は、川口を斬りさしていくのだった。

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