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海賊八幡船

  • かいぞくばはんせん
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  • 平均評点

    62.9点(19人)

  • 観たひと

    41

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/9/18
上映時間 105分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督沢島忠 
脚色鷹沢和善 
原作村上元三 
企画辻野公晴 
中村有隣 
製作大川博 
撮影伊藤武夫 
美術井川徳道 
音楽鈴木静一 
録音中山茂二 
照明安田耕一 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演大川橋蔵 磯野鹿門
月形龍之介 村上入道
岡田英次 村上新蔵人
丘さとみ 寿賀
入江千恵子 謝花
北龍二 磯野丹後守
東龍子 磯部しの
大河内伝次郎 壷屋道休
桜町弘子 小静
高松錦之助 五兵衛
楠本健二 陣内
進藤英太郎 黒白斎
田中春男 伝馬
長島隆一 三次
沢村宗之助 宮地与太夫
木島修次郎 外浦孫之助
藤本秀夫 狩田弥五郎
村田天作 高岸太郎左
松田利夫 天尾六郎
大井田勝太 篠塚東伍
田中亮三 太田甚兵衛
阿部九洲男 磯野右衛門太夫
高桐真 陳赤竜
大丸巌 李馬峡
汐路章 
瀬川路三郎 長崎屋助右衛門
円山栄子 浅茅
月笛好子 お里
春海洋子 お春
若井緑郎 射鹿弦太
波多野博 船番所役人一
有島竜司 船番所役人二
団徳麿 松造
平川雅一 鹿門(少年時代)
浜恵子 みなと屋の子女
山本操子 みなと屋の遊女
加藤れい子 みなと屋の遊女
住田知仁 子供一
寺田一紀 子供二
谷水喜久子 みなとや仲居
吉川太三 松川平助
神木真寿雄 遠山次郎
船越正雄 

解説

村上元三の原作を、「続々べらんめえ芸者」の鷹沢和善が脚色し、「暴れん坊兄弟」の沢島忠が監督した海洋スペクタクル。撮影は「壮烈新選組 幕末の動乱」の伊藤武夫。

あらすじ

戦国乱世の頃、瀬戸内海を根城に遠く明国、朝鮮、ルソン、シャムの諸国に八幡船は船首に八幡題菩薩の旗印をかかげ、交易、通商に雄飛した。永禄四年、貿易港堺の船問屋壷屋道休の息子鹿門は、廓からの帰途八幡船の男たち黒白斎や小伝馬に囲まれ、八幡船の旗頭で佐和山城主礎野丹後守の遺児だといわれた。道休は丹後守を裏切り、八幡船の一つめくら船を奪った張本人だという。鹿門は信じなかった。八幡船の動きを知った道休は、財宝を淡路丸に積んで脱出を企んだ。が、軍兵のために殺され、船は行万不明になった。黒白斉は鹿門が乗船を断ったので、彼を失神させ青影丸に拉致した。気がついた時は海上で、鹿門は村上水軍の若大将新蔵人と言い争ったがムダだった。青影丸は村上水軍の本拠地因ノ島に入港、鹿門は頭領村上入道に会った。彼は父の遺志を継ぎ、ニセ八幡船を射てと説いた。淡路丸とともに行方不明の妹小静を案ずる鹿門は、二代目頭目として彼を慕う島民の心を考え、心がゆらいた。父母兄弟を殺された琉球娘謝花はニセめくら船の非道を訴えた。ある日、淡路丸が房った。船内は死体の山で、小静はいなかった。鹿門は決心した。八幡大菩薩の旗印をかかげためくら船、青影丸、住吉丸は出発した。新蔵人の妹寿賀と謝花も同行した。南下する途中、右衛門太夫のニセめくら船をみつけたが、交戦して逃がした。船団は修理のため貝殻島に寄港した。男まさりの寿費はいつしか鹿門に惹かれ、謝花も新蔵人を慕うようになった。突然、狂暴なバランガ族が襲撃して来た。伝馬の機転でこれを撃退、鹿門の捕えた敵将陳赤竜はニセめくら船が島に入港しているといった。勇躍した鹿門、新蔵人らは捨身の攻撃をかけた。激闘の末、鹿門は右衛門太夫を射ち、父の恨みを晴らした。小静も無事だった。鹿門の号令一下、八幡船団は追風に帆をあげ、一路故国に向け出発した。

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