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我が家は楽し(1951)

  • わがやはたのし
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  • 平均評点

    70.3点(48人)

  • 観たひと

    76

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/3/21
上映時間 91分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中村登 
脚本柳井隆雄 
田中澄江 
原案田中澄江 
製作小出孝 
撮影厚田雄春 
美術熊谷正雄 
音楽黛敏郎 

キャスト

出演笠智衆 植村孝作
山田五十鈴 なみ子
高峰秀子 朋子
岸恵子 信子
岡本克政 和男
福井和子 光子
佐田啓二 内田三郎
楠田薫 小泉千代
桜むつ子 福田かよ子
高堂国典 金沢老人
増田順二 馬場信太郎
水上令子 夏子
青山杉作 大宮画伯
南進一郎 土建屋の社長
奈良真養 会社々長

解説

製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。

あらすじ

植村孝作は、糟糠の妻なみ子を頭に四人の子女を持ち、乏しいながらも明るい家庭を営んでいる。朋子は理解のある母の許しを得て好きな絵を学び、胸を病む恋人内田三郎の全快の日を待っていた。孝作は勤続二十五年を迎えて会社から表彰され、特別賞与として金一封をもらうことになった。なみ子はこれで、子供たちの不足の品も買え、次女の修学旅行の費用も出ると、人知れず安堵したが、表彰式の帰途、夫婦で僅かな買い物をした賞与三万円の残金をすっかりすられてしまった。しかしなみ子はこの災難を子供たちに知らせず、またなけなしの衣類を売り払って不足をおぎなって行くのだった。意気込んでいた朋子の絵が落選し、三郎が死んだとき、なみ子は、絵は自分の昔の夢であったと打ち明け、くじける朋子をはげましてやった。住みなれた家が家主のために隣家へ売渡され、立ち退きを迫られて一家に暗い影を投げたが、朋子の描いた隣家の庭の絵が、偶然隣家の主人の眼にとまり、買いとられることになり、それが縁となって立ち退きも取り消された。そして、朋子が必死になって描いた母の肖像画はついに展覧会に入選した。このつつましやかな一家は、こうして、相変わらず、心暖まる団欒に明け暮れて行くことが出来るのだった。

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