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赤線玉の井 ぬけられます

  • あかせんたまのいぬけられます
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  • 平均評点

    72.4点(72人)

  • 観たひと

    104

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/9/21
上映時間 78分
製作会社 日活映画
配給 日活
レイティング R指定
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督神代辰巳 
監修滝田ゆう 
脚本神代辰巳 
原作清水一行 
製作三浦朗 
撮影姫田真佐久 
美術横尾嘉良 
録音秋山一三 
照明直井勝正 
編集鈴木晄 
助監督鴨田好史 
スチール井本俊康 

キャスト

出演宮下順子 シマ子
蟹江敬三 志波
清水国雄 ラーメン屋店員
前野霜一郎 工員風の男
河野弘 飲食店のおやじ
丘奈保美 直子
織田俊彦 サラリーマン風の男
五條博 山口
益富信孝 モーニングの客
高橋明 酔っぱらいの客
影山英俊 二十五人目の客
芹明香 公子
古川義範 松田
伊豆見英輔 運送屋
江角英明 四十男
庄司三郎 
小見山玉樹 
吉野あい あい子
中島葵 繁子
絵沢萠子 小福のおかみさん
殿山泰司 小福のおやじ
河野弘 刺青

解説

昭和三十三年の新春を迎えて、いよいよ四月から売春防止法が施行されるという頃の東京“玉の井”の特飲街に働く売春婦たちの哀歓を描く。原作は清水一行の『赤線物語』。なおタイトル画、風俗考証は漫画家の滝田ゆうが担当。脚本・監督は「青春の蹉跌」の神代辰巳、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。

あらすじ

シマ子は玉の井の特飲店「小福」で働いている売春婦である。彼女は、どういうわけか刺青をしている男に弱くて、自分も太モモに、花札の桜の刺青をしている。そして現在は、やくざの志波と馴染みを重ねている。新春を迎えて、いよいよ四月一日から売春防止法が発令されることになった。公子は正月早々下町のアパートに住む松田と結婚するために辞めた。昨年の正月に繁子が一日に二十六人の客をとったと聞いた直子は、十三人を済ませたばかりだが、繁子の記録を破ろうと大張り切りである。帳場の親父の話では酔っぱらい相手には“また火鉢”で温めるのがいい、と聞かされた女たちは、早速、大火鉢に股がって肝心のところを温めて、客を相手にした。すると効果は抜群で男は次々と終ってしまう。一方、シマ子は、バクチ場から志波の使いが来て金を届けるように伝えられたので、客の了解を得て金を届ける。その帰り路、後を尾けて来た若い男に挑まれるが、勝気な彼女はハネつける。その頃、新婚旅行から帰って来た公子が「小福」に現われた。公子は、松田では欲求が満されない、洗って帰れば判らない、といいながら客と一緒に部屋へ上ったので、女将はあきれ顔である。一方、直子は他人のことなどかまっていられない。さっと済ませては次の客……といった具合に大奮戦。酔客と女たちの肉の取り引きが売防法の発令を前に、火花を散らす勢いで続けられていった。

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