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ぼくんち

  • ぼくんち
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  • 平均評点

    57.3点(73人)

  • 観たひと

    119

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2003
公開年月日 2003/4/12
上映時間 115分
製作会社 「ぼくんち」フィルムパートナーズ(オメガ・ミコット=東映京都撮影所=小学館=衛星劇場=テレビ東京=TOKYO FM=アスミック・エース エンタテインメント)(製作プロダクション 東映京都撮影所)
配給 アスミック・エース=ミコット
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督阪本順治 
脚色宇野イサム 
原作西原理恵子 
製作総指揮三宅澄二 
畑利明 
横濱豊行 
眞澤洋士 
亀井修 
石川富康 
木綿克己 
青山悌三 
豊島雅郎 
プロデューサー塚田有希 
妹尾啓太 
共同プロデューサー渡邊直子 
石川博 
柘植靖司 
撮影笠松則通 
美術小川富美夫 
音楽はじめにきよし 
音楽プロデューサー谷奥孝司 
主題歌ガガガSP:(「卒業」(Sony Records))
録音立石良二 
整音竹本洋二 
音響効果和田秀明 
照明杉本崇 
編集荒木健夫 
衣装デザイン有吉麻美 
ライン・プロデューサー清水圭太郎 
助監督中川裕介 
スクリプター鶴岡慎一郎 
スチール山本和美 

キャスト

出演観月ありさ かの子
矢本悠馬 一太
田中優貴 二太
鳳蘭 今日子
真木蔵人 コウイチ
今田耕司 安藤
岸部一徳 末吉まもる
志賀勝 鉄じい
新屋英子 ねこばあ
濱口優 ツレちゃん
氏家恵 まゆ
金城優花 さおり
笑福亭松之助 ボートの老人
南方英二 じっちゃん
武田一度 「新庄」のオヤジ
川原田樹 ケン
辻イト子 みゆき
久保田磨希 じゅん子
新谷キヨシ アコーディオンの青年
荒谷清水 羽丸の裕さん
スズキマリ 真理
康喜弼 チンピラ甲
杉山幸晴 チンピラ乙
北沢光雄 チンピラ丙
楠見薫 ナナ
まついきよし タカ
壬生新太郎 トメさん
渋谷めぐみ ルリちゃん
辻本一樹 まゆの男
豊島颯太 末吉の長男
清水美沙 末吉の長女
及川綾 末吉の次男
広瀬義宜 八百屋
福本清三 床屋
東孝 雑貨屋
小峰隆司 酒屋
木下通博 魚屋
土平ドンペイ 郵便屋
谷口高史 おまわり
空太浩志 地元の男
松尾修幸 地元の男
宮永淳子 番台のオバハン
平口泰司 作業着の男
空太浩志 餃子の客
亀山大 「新庄」の客
本山力 歯抜け男
山名真貴 米屋の美代
松永吉訓 寿司屋
岡田友孝 オモテのそば屋
西原理恵子 ピンサロの女

解説

貧しくも逞しく生きる姉弟と、彼らを取り巻く人々との触れ合いを描いたドラマ。監督は「KT」の阪本順治。第43回文藝春秋漫画賞受賞の西原理恵子の同名コミックを基に、「顔」の宇野イサムが脚色。撮影を「青い春」の笠松則通が担当している。主演は「ナースのお仕事 ザ・ムービー」の観月ありさと、オーディションで選ばれた新人・矢本悠馬、「新・仁義なき戦い 謀殺」の田中優貴。第53回ベルリン国際映画祭出品、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業作品。

あらすじ

関西のようで、ないような“水平島”。そこに暮らす種ちがいの兄弟・一太(矢本悠馬)と二太(田中優貴)のもとに、買い物に出たきり半年も行方知れずだった母・今日子(鳳蘭)が、元ピンサロ嬢の姉・かの子(観月ありさ)を伴って帰ってきた。今日子はまたすぐいなくなったが、こうして姉弟3人の、ささやかな生活が始まった。水平島の人たちは、ちょっと変わっている。乱暴者だが、女子供には優しいチンピラのコウイチ(真木蔵人)。猫のように子供をたくさん生んだが、今は野良猫に囲まれて暮らすねこばあ。川の鉄屑を集めて暮らす、物知りの鉄じい(志賀勝)。ビニールハウスに3人の子供と暮らす男やもめの末吉。刑務所生活を繰り返す小悪党の安藤くん。味はまずいが、島に一軒しかないので繁盛している中華屋“新庄”。そして、二太が秘かな想いを寄せるも、お金のことにしか興味がない幼なじみのさおりちゃん。ある日、3人の家が人手に渡ってしまった。どうやら、今日子が新しい男に貢いだらしい。仕方なくアパートを借りて、ピンサロ勤めに戻るかの子。だが、そんな姉の姿に素直になれない一太は、独り立ちしたいとコウイチの下で裏家業の修行に精を出し、やがて一旗挙げて家を取り戻すのだと島を出て行く。一方、実はかの子の子だった二太にも別れの時が迫っていた。親戚のじっちゃんに貰われるのだ。旅立ちの日、二太はひとり、じっちゃんの船に乗り込む。こうして、息子を手放してしまったかの子は、しかし、またしても男に逃げられた母を許し、自分も二太に許してもらえるような母親になり、いつか二太を取り戻す決意をするのだった。

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