「リオ・グランデの砦」と同じくジョン・フォードとメリアン・C・クーパーの主宰するアーゴシイ・プロの第7作で、フォードの故郷アイルランドにロケしたテクニカラー1952年作品。監督は「アパッチ砦」のジョン・フォード。モーリス・ウォルシュの小説を「アパッチ砦」のフランク・S・ニュージェントが脚色し、撮影は「愛と血の大地」のウィントン・C・ホックと「リオ・グランデの砦」のアーチー・スタウト、音楽は「血闘」のヴィクター・ヤングの担当。なお映画中にはアイルランド民謡6曲が使用されている。主演は「アパッチ砦」のジョン・ウェインと「剣豪ダルタニアン」のモーリン・オハラで、バリー・フィッツジェラルド(「武装市街」)、ワード・ボンド(「アパッチ砦」)、ミルドレッド・ナットウィック(「すべての旗に背いて」)、フランシス・フォード(「幌馬車(1950)」)、アーサー・シールズ(「赤い灯」)らが助演。