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ケンタとジュンとカヨちゃんの国

  • けんたとじゅんとかよちゃんのくに
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  • 平均評点

    67.9点(240人)

  • 観たひと

    430

  • 観たいひと

    94

  • レビューの数

    36

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2010/6/12
上映時間 131分
製作会社 「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会(フィルムメイカーズ=ポニーキャニオン=日活=シグロ=衛星劇場=角川書店=ミュージック・オン・ティーヴィ=ヨアケ=リトルモア)(制作プロダクション リトルモア=フィルムメイカーズ)
配給 リトルモア
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大森立嗣 
脚本大森立嗣 
企画菊地美世志 
田中正 
孫家邦 
プロデューサー土井智生 
吉村知己 
中野朝子 
撮影大塚亮 
美術杉本亮 
装飾渡辺大智 
音楽大友良英 
録音加藤大和 
音響効果小島彩 
編集普嶋信一 
衣装伊賀大介 
ヘアメイク徳田芳昌 
スクリプター杉田真一 

キャスト

出演松田翔太 ケンタ
高良健吾 ジュン
安藤サクラ カヨちゃん
宮崎将 カズ
柄本佑 洋輔
洞口依子 洋輔の母
多部未華子 ゆみか
美保純 スナックのママ
山本政志 二郎
新井浩文 裕也
小林薫 闘犬の男
柄本明 菊ちゃん

解説

「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」の松田翔太、「ソラニン」の高良健吾、「愛のむきだし」の安藤サクラ、3人の若手実力派俳優が共演。社会の底辺で生きる若者たちが、閉塞した日常から抜け出そうともがく姿を描いた青春ロードムービー。監督はデビュー作「ゲルマニウムの夜」が様々な映画祭で高い評価を得た大森立嗣。

あらすじ

同じ児童養護施設で兄弟のように育ったケンタ(松田翔太)とジュン(高良健吾)。2人は、工事現場で壁の破壊を行う“ハツリ”と呼ばれる仕事をして暮らしていた。だが、職場は低賃金、劣悪な労働環境に加え、先輩の裕也(新井浩文)からの執拗ないじめに遭い、快適さからは程遠い場所だった。ある日、カヨちゃん(安藤サクラ)という女の子と知り合ったジュンは彼女の家に転がり込む。一方、ケンタは毎月、裕也に金を払い続けていた。ケンタが13歳のとき、兄のカズ(宮崎将)が幼女誘拐事件を起こした。それを馬鹿にした裕也は、カズにナイフで切りつけられ負傷。その賠償金と称して、裕也はケンタから金を巻き上げていたのだ。将来の夢もなく、日々虐げられる生活に絶望する2人。そんなある夜、ケンタとジュンはハンマーを手にして裕也の車を破壊すると、カヨちゃんを連れて逃走。カズのいる網走刑務所を目指して車を走らせる。ケンタは、行き詰った毎日にカズが風穴を開けてくれるに違いないと期待していた。道中、闘犬を飼う男(小林薫)、同じ施設で育った片目の洋輔(柄本佑)、キャバ嬢のゆみかちゃん(多部未華子)など、様々な人々との出会いを繰り返すうちに、ケンタとジュンの間には少しずつズレが生じてくる。やがてたどり着いた刑務所で、期待を胸に兄と面会するケンタ。だが、カズは異様な目つきで味気ない返事を返すばかり。その様子に失望した3人は当てもなくバイクを走らせる。やがて、希望を失ったケンタは暴走を始める。拳銃を手にして追ってきた裕也に捨て身で立ち向かうと、夜にはキャンプファイヤー中の若者たちに襲い掛かる。野獣のようなケンタを、裕也から奪った拳銃を手に制止するジュン。だが、ケンタの挑発に思わず引き金を引いてしまう。夜明け。血まみれでグッタリするケンタの肩を抱いて歩くジュン。2人は水平線を目指してゆっくり水の中へと進んでいくのだった……。

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