遠い南の国からオレンジの木箱に閉じ込められてやってきた、大きな耳の小さないきもの(声:大橋のぞみ)は、起こしてもすぐに倒れてしまうことから、『チェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)』と名付けられる。チェブラーシカは動物園にも受け入れてもらえず、都会の片隅にある電話ボックスを寝床にひとりで暮らし始める。ある日、同じくひとりぼっちのワニ・ゲーナの友達募集の貼紙を見つけたチェブラーシカは、ゲーナの家を訪ねる。すぐ友達になった2人は、サーカス団に入るため綱渡りの練習をしている少女マーシャ(北乃きい)、生き別れになった孫娘を探して旅を続ける奇術師のおじいさん(藤村俊二)といった仲間を増やしていく。