キャッツ

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キャッツ

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レビューの数

109

平均評点

63.1(565人)

観たひと

810

観たいひと

48

(C)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ミュージカル / ドラマ
製作国 イギリス=アメリカ
製作年 2019
公開年月日 2020/1/24
上映時間 109分
製作会社
配給 東宝東和
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演ジェームズ・コーデン Bustopher Jones
ジュディ・デンチ Old Deuteronomy
ジェイソン・デルーロ Rum Tum Tugger
イドリス・エルバ Macavity
ジェニファー・ハドソン Grizabella
イアン・マッケラン Gus The Theatre Cat
テイラー・スウィフト Bombalurina
レベル・ウィルソン Jennyanydots
フランチェスカ・ヘイワード Victoria
ロビー・フェアチャイルド Munkustrap
ローリー・デヴィッドソン Mr. Mistoffelees
スティーブン・マックレー Skimbleshanks
ダニー・コリンズ Mungojerrie
ニーヴ・モーガン Rumpleteazer
出演(声)葵わかな ヴィクトリア
山崎育三郎 マンカストラップ
高橋あず美 グリザベラ
秋山竜次(ロバート)バストファージョーンズ
森崎ウィン ミストフェリーズ
大貫勇輔 スキンブルシャンクス
藤原聡(Official髭男dism)ラム・タム・タガー
大竹しのぶ オールドデュトロノミー
山寺宏一 マキャヴィティ
浦嶋りんこ ジェニエニドッツ
RIRI ボンバルリーナ
宮野真守 マンゴジェリー
沢城みゆき ランペルティーザ
山路和弘 グロールタイガー
宝田明 ガス

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で愛され続ける同名ミュージカルを「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督が映画化。満月が輝く夜、白猫ヴィクトリアは街の片隅のゴミ捨て場に迷い込み、歌やダンスで自身を表現しようとする個性豊かな猫たちに出会う。出演は「イエスタデイ」のジェームズ・コーデン、「ヴィクトリア女王 最期の秘密」のジュディ・デンチ、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルダンサーのフランチェスカ・ヘイワード。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

満月が輝く夜のロンドン。若く臆病な白猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)は、街の片隅のゴミ捨て場に迷い込み、個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たちと出会う。ぐうたらな猫、ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力を持つ長老猫……。様々な出会いのなか、ヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。そして今宵は新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜。その一匹を選ぶ長老猫オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ)の「見極めるのは魂よ」という言葉に導かれながら、一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2020年4月下旬号

読者の映画評:「リチャード・ジュエル」守屋靖子/「スケアリーストーリーズ 怖い本」石川茂/「キャッツ」小林雄太

2020年1月上・下旬合併号

UPCOMING 新作紹介:「キャッツ」

2023/05/18

2023/05/18

65点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


猫が可愛い

老猫が生まれ変わりのために天に昇るまでの幻想的な話をミュージカルにしたもの。ポイントは捨て猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)が野良猫たちと一緒に新しい世界に順応していくところ、老猫グリザベラがスターであったかつての栄光を懐かしむ場面、そして誰よりも長生きしている長老猫オールド・デュトロノミー(ジュディ・デンチ)の采配。
最後は猫と人間との関わりを歌にして、人間よネコと友達になれというようなフイナーレ。
かつて1981年版のロンドン初演時のメンバーによる映画を見たが、ストーリーが分かりにくかった印象がある。この映画はストーリーは明確だし、猫の衣装が素晴らしい。まるで本物の猫みたいだし、なによりも尻尾の扱いが素晴らしい。
ジュディ・デンチがミュージカルに出る何で考えもしなかったが、なるほど深い味わいを醸し出している。

2023/04/09

2023/04/10

60点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


間違ったこだわりで舞台を完全映画化した迷作

ネタバレ

舞台版はむかーし札幌の公演を観たことがあります。高校生の頃演劇部で大道具担当だったというのもあって舞台装置ばかりに目がいって内容はほとんど入ってきませんでした。
その舞台を『レ・ミゼラブル』と同じ感じでトム・フーバーが映画化ということでさぞや…と思いきや酷評の嵐、逆の意味で話題をかっさらった作品。
「気持ち悪い」とか「ストーリーがつまらない」というのが大方の評判でさもありなん、確かにその通りでした。
確かラジー賞も総なめだった気がするんですが、そんなにひどい作品だったかと言うとそこまでではなかったように思います。というのは、原作ミュージカル劇の舞台版をものすごく大事にしてその上で映画だからできる表現や拡張をした正統な完全映画化作品だと思うんですよ。
ストーリーがつまらないというのは舞台版自体ストーリーがあるような無いようなものだし、野良猫たちそれぞれの生い立ちや生き方を歌い踊って表現していて元々抽象的だし詩的、絵本のような感じですしねぇ。
舞台だと目の前で俳優たちが歌い踊る姿を目の当たりにするライブ感、観客と演者が時間を共有する一体感こそが最大の魅力のところ、映画ならではのカメラワークや演出によってそこが逆に削がれてしまってるかも。カット割りの細かさがちょっとうるさく感じられてしまうシーンが多い気がしました。
踊りが見事なシーンは特にあまりカット割りせず長回しで観せてほしかったです。
そして「気持ち悪い」というビジュアル。これも舞台版のイメージをそのままCGを使って拡張して本来こういうふうに表現したかったであろう姿になっているんだと思うんです。ただ、何故か人間の顔をほぼそのまま残しているために不気味の谷的な「気持ち悪さ」が突出してしまったのではないでしょうか。鼻や口周りとかもっと猫風味に造形されていたら違ってたんでは?
なんで舞台版以上に人間の顔そのものにしちゃったのかなぁ…。
だからゴキブリのシーンなんかも余計に気持ち悪くなっちゃったんですよね、猫はともかくゴキブリまで妙に生々しいヒューマノイド造形でそれを人間顔の猫がパクっと食べるってのは…ちょっと流石に気持ち悪い意外の何物でもありません。
ミュージカル映画としてのクオリティは決して低くはなく、歌や踊り、世界観の構築や表現はとても良くできているのだと思います。ただ、舞台版をそのまま映画のフォーマットに落とし込むことにこだわった結果、アップデートするポイントを間違ってしまったんですね。
舞台版は自分が猫になってその世界に迷い込んだ夢を見ているような感じだったのが、これは夢は夢でも悪夢に迷い込んでしまったよう。そこを全面的に肯定してシュールな翻案をしたものと割り切れば名作と言えるかもしれない迷作であることを評価しまして、個人的評価は100点満点中60点です。

2021/11/21

2022/02/24

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


なぜか懲りずに再鑑賞。やはりがっかりした。

 世界的に人気があり1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で上演されている舞台ミュージカル「キャッツ」を「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督が映画化した作品だ。
 公開時劇場で観たときに、がっかりしたが、妻が未鑑賞だっため、WOWOWで懲りずに再鑑賞した。

 満月が輝く夜、白猫ヴィクトリアは街の片隅のゴミ捨て場に迷い込み、歌やダンスで自身を表現しようとする個性豊かな猫たちに出会う。この夜は年に一度天上へ行くことが出来る一匹の猫を選ぶ日だった…。
 
 このミュージカル自体、T.S.エリオットの原作は猫に名を借りた現代風刺的な詩集で物語性はほとんどない。それをミュージカルの舞台にしたが、生身の人間が擬猫したメイクで歌い踊る身体パフォーマンスが迫力あり、大うけしたと思う。トム・フーパー監督は「レ・ミゼラブル」が好評だったので本作のメガホンを託されたと思う。それを意識してか物語性のない「キャッツ」にストーリ性を施そうと、ヴィクトリア(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルダンサーのフランチェスカ・ヘイワード)という子猫を主軸にして、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、ジェニファー・ハドソン、ティラー・スウィフトなど豪華俳優陣を動員して舞台とは違う試みをしたが、さほどドラマチックにはならなかった。
 売りのダンスシーンも映像に凝り過ぎて、どこまでが生身の人間のパファーマンスでどこからが映像処理されたものか疑心暗鬼に観てしまう結果となった。
 また、猫メイクも最新CG技術で見事な毛並みの猫に変身したが、そのリアルさが必ずしも良い効果をもたらさなかったように思えた。
 これらの感想は、自分が5回以上も劇団四季による「キャッツ」を観ているせいかもしれないことを申し加えておく。
 

2022/01/09

2022/01/09

60点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


ミュージカル好きでも

劇場予告からの違和感まま。ミュージカルは大好きなジャンルの1つなんだけどこれは辛いね。

2022/01/04

2022/01/04

50点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


こんな絵面になるんだったらCGアニメにした方が良かった

こういう、人が猫に扮して歌い踊るという画は、ステージの上だからこそ成立するのだなあと改めて感じた。とにかく中途半端にリアルな感じになっていて、妙に不気味感が漂う絵面なのは、誰にとっても幸せにならないのではなかろうか。
そして「キャッツ」ってミュージカルでも実は観たことなかったんだけど、曲だけ聴くとそんなに名曲の宝庫という感じはしなかったかな。もちろんかの名曲「メモリー」はとても素晴らしい。でも、それに次ぐ佳曲として思い浮かぶものがないというのが正直なところ。最後にまとめとしてジュディ・デンチが歌う曲、あれがもう少しジュディ・デンチの歌が上手だったら印象が変わったかもしれないけれど。

2021/11/02

2021/11/04

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


ミュージカル映画

舞台のキャッツを観ていないが、映画化はそれなりに楽しく仕上がっている。ジュディデンチは貫禄だがよくこの役を引き受けたと感心した。ヴィクトリア役のフランチェスカヘイワードは日本なら広瀬すずの役どころかも。