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文学賞殺人事件 大いなる助走

  • ぶんがくしょうさつじんじけんおおいなるじょそう
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  • 平均評点

    64.4点(47人)

  • 観たひと

    76

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1989
公開年月日 1989/1/28
上映時間 129分
製作会社 アジャックス
配給 東映クラシックフィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木則文 
脚本志村正浩 
掛札昌裕 
鈴木則文 
原作筒井康隆 
製作鈴木早苗 
プロデューサー横山和幸 
撮影米原良次 
美術北川弘 
録音辻健太郎 
照明小林芳雄 
編集中野博 
助監督藤原幣吉 
スチール古賀慎二 
高野大 
製作協力エスティー企画 

キャスト

出演佐藤浩市 市谷京二
甲斐えつ子 徳永美保子
石橋蓮司 大垣義郎
泉じゅん 山中道子
水島涼太 鍋島智秀
粟津號 土井正人
小松方正 善上線引
南原宏治 鰊口冗太郎
梅津栄 雑上掛三次
由利徹 坂氏疲労太
汐路章 明日滝毒作
天本英世 海牛綿大艦
中丸新将 賀茂正樹
ポール牧 多聞伝伍
林美里 櫟沢美也
渥美國泰 市谷英一郎
ラサール石井 市谷英之
松本典子 市谷百合子
杉山とく子 大垣愼
宮下順子 保又加津江
藤山律子 明美
名引直寿 奈村係長
片桐はいり ネットワーク女子
早川保 鱶田平造
胡桃沢耕史 小坂
団鬼六 萩原
八神康子 眉子
誠直也 谷本刑事
山城新伍 牛膝太郎
筒井康隆 SF作家
中島はるみ 時岡玉枝
蟹江敬三 保又一雄

解説

文学賞を受賞できなかった若い同人誌作家が、選考委員の作家たちを殺していく様子を描く。筒井康隆の小説『大いなる助走』の映画化で、脚本・監督は「塀の中のプレイ・ボール」の鈴木則文、共同脚本は「徳川の女帝 大奥」の志村正浩と「団鬼六 妖艶能面地獄(1988)」の掛札昌裕、撮影は「ドン松五郎の大冒険」の米原良次がそれぞれ担当。

あらすじ

地方都市・焼畑市の大徳商事に勤める市谷京二は、ある日美しい大学教授夫人・時岡玉枝と知り合ったのが縁で同人誌「焼畑文芸」に参加した。メンバーは主宰者で貧しい文具店主・保又一雄、有閑マダム・山中道子、女たらしの文学青年・大垣義郎、文学少女・徳永美保子ら癖者ばかり。市谷は大徳商事の内幕を題材に「大企業の群狼」を書いて合評会に出席したが、同人誌のメンバーは足の引っ張り合いをする始末。しかし「大企業の群狼」は認められ、文芸雑誌「文学海」に掲載された。市谷は内幕を暴露したことで会社を首になり、顧問をしていた父親から勘当されるが、作品のほうは高く評価されて文壇の登竜門・直本賞候補にもなった。市谷は直本賞世話人・多聞や「群盲」編集長・牛膝のアドバイスを受けて賞取りに奔走。選考委員で男色家の雑上掛三次にはお尻の童貞を、女狂いの坂氏疲労太には恋人の玉枝を捧げてリベートも贈った。しかし、選考会の結果は落選。直本賞にはお嬢様作家・櫟沢美也が選ばれた。市谷は逆上して選考委員を一人一人猟銃で射殺していくのだった。

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