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暴動・島根刑務所

  • ぼうどうしまねけいむしょ
  • A Shimane Prison Riot
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  • 平均評点

    70.5点(52人)

  • 観たひと

    99

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1975
公開年月日 1975/6/7
上映時間 97分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中島貞夫 
脚本野上龍雄 
企画日下部五朗 
撮影増田敏雄 
美術佐野義和 
音楽広瀬健次郎 
録音荒川輝彦 
照明若木得二 
編集堀池幸三 
助監督清水彰 
スチール中山健司 

キャスト

出演松方弘樹 沢本保
田中邦衛 皆川喜一
金子信雄 吉成虎雄
槙健太郎 松崎貞夫
佐藤京一 草律忠
片桐竜次 田所章吾
織本順吉 広畑不二夫
江幡高志 浅田義人
有川正治 小玉清吉
成瀬正孝 舟律惣市
伊吹吾郎 三宅良治
佐藤慶 加島敏行
戸浦六宏 井上康一
室田日出男 松井吉蔵
南道郎 丹野博
唐沢民賢 伊能元司
阿波地大輔 平松民雄
野口貴史 望月宗吉
佐々木俊志 石塚和夫
中谷一郎 古沢弥三郎
志賀勝 亀井努
川地民夫 江口勲
賀川雪絵 江口あき
橘麻紀 阿井昌子
名和宏 氷藤辰雄
佐々木リエ 坂根春代
汐路章 寺内正八
木谷邦臣 大田登
川谷拓三 佐瀬文雄
八木孝子 三宅茂子
丸平峰子 服部光江
山田良樹 支配人
中村錦司 署長
小松方正 親方
奈辺悟 死刑囚
松本泰郎 囚人
北大路欣也 川村勇次

解説

“刑務所”シリーズ二作目。刑務所に服役する囚人たちを主人公に、社会から隔絶された人間たちの生きざまを描く。脚本は「脱獄広島殺人囚」の野上龍雄、監督も同作の中島貞夫、撮影は「恐喝のテクニック 肉地獄」の増田敏雄がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和23年、山口県徳山で暴力団幹部を殺害した闇屋の沢本保は、9年の刑を宣告され島根刑務所へ送られた。その沢本から、夕食を取り上げようとした、囚人のボス的存在である吉成虎雄に逆らった、無期の囚人皆川喜一は、あらぬ罪を着せられ独房に入れられた。怒った沢本は吉成を袋叩きにするが、懲罰房に入れられる。そこで、沢本は指導員で懲役8年の川村勇次から、吉成が死んだ事を知らされた。敵対するやくざの親分を殺した罪で服役していた川村は仮釈放が認められて出所した。しかし、迎えに来た女房とともに大阪へ向かった川村だが、親分の仇と狙う子分達に遭遇、意に反して殺してしまった。一方、三宅所長宅に使役に狩出された沢本は看守の制服を奪い白昼堂々と逃亡に成功。徳山に逃がれた沢本は、昔の闇仲間で、今では妹のあきと犬屋を経営している江口の家にころがり込んだ。そして妹のあきと関係を結ぶと、江口の金を奪って二人で大阪に駆け落ちした。半年後、キャバレーで働くあきのヒモになっていた沢本は、川で溺れている少年を助けた事から、人命救助で奪察に表彰されたものの、警察所長に身元を見破られてしまい、島根刑務所に連れ戻された。時を同じくして川村も刑務所に戻って来た。豚を飼う事を唯一の生きがいにしていた皆川は、看守から禁止されたために絶望して自殺した。この事件を反抗として受け取った所長は、全員に食事抜きの罰を与えたために、沢本たちの怒りが爆発した。沢本の総指揮のもとに看守を人質に武器弾薬を奪った囚人達は、所長室以外の刑務所の大半を占領した。警官隊の応援を得たものの、囚人達の勢いに劣勢の所長は、川村を仲裁に立たせた。川村は三つの条件を文書にした所長の捺印を押した誓約書を書かせ、沢本を力づくで押さえて暴動を中止させた。だが、所長は、深夜にこっそりと川村と沢本を網走刑務所に移す事にした。列車で護送される二人は、看守の隙をみて手錠のまま列車から飛び降りた。走る列車の車輪で手錠を切った二人は、自由を求めて走り去った……。

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