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いれずみ突撃隊

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  • 平均評点

    68.6点(37人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/10/21
上映時間 91分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石井輝男 
脚本石井輝男 
企画関政次郎 
撮影山沢義一 
美術藤田博 
音楽八木正生 
録音鳥巣隆 
照明銀屋謙蔵 
編集田中修 
スチル藤井静 

キャスト

出演高倉健 衆木一等兵
杉浦直樹 安川中尉
砂塚秀夫 押元上等兵
大前均 石渡上等兵
津川雅彦 宮田二等兵
春風亭柳朝 今井一等兵
小川守 茂木初年兵
植田貞光 杉野中隊長
安部徹 阿川准尉
大東良 山本軍曹
朝丘雪路 みどり
殿岡ハツエ 光子
三原葉子 八重子
千代侑子 君子
安城百合子 五十鈴
滝千江子 朱実
矢島由紀子 夢路
八方ゆり 春子
山本麟一 加賀上等兵
蓑和田良太 古参兵A
関山耕司 古参兵B
久保一 古参兵C
高城裕二 岩山分哨長
小林稔侍 

解説

「御金蔵破り」の石井輝男が脚色、監督したやくざもの。撮影は「夢のハワイで盆踊り」の山沢義一。

あらすじ

生まれついての喧嘩好きから、親兄弟からも見離されて、一匹狼として名を売った衆木は、日露の戦いでその名も高い、麻布三連隊第一中隊に召集の身となった。そして、転属に転属を重ねて今は南支派遣軍杉野三中隊に在籍していた。命を賭けるこの最前線での生活は、衆木一等兵にとって往み心地はよくなかった。古参兵が初年兵を傷めつけることは、かわりなく、衆木は正義感を爆発させては重営倉に入ること度々であった。だがそんな軍隊にも中隊長の安川中尉のように尊敬できる軍人もいた。古参兵とは常に衝突する衆木の名は、軍隊中に鳴り響いていたが、慰安婦仲間にも、その名は知られていた。特に慰安婦の姐御みどりは、生れが衆木と同じ浅草でもあったので、度々話し込むこともあった。だが二人とも意地っ張りで、喧嘩は絶えなかった。みどりの親友、光子には、みどりが衆木を愛していることが痛い程わかっていたのだが……。一方阿川は、みどりに横恋慕すると、衆木に事毎にあたった。外出の日、慰安所に駈けつける兵隊に交って、みどりの所へ行く衆木だが、みどりを抱こうともしないで、口喧嘩をする衆木に、最年少の宮田二等兵は気が気ではなかった。丁度その頃、八路軍の攻撃に入った宮田は、不慮の死を遂げた。言い知れぬ怒りを覚えた衆木だが、みどりもまた、ゲリラ隊に襲われて傷ついていた。安川部隊は、八路軍の攻撃の矢面にあったが、衆木は、負傷した安川中尉とみどりの為に精一杯闘うことを決意した。小隊の全滅が、つぎつぎと報告されていた。夜戦いに疲れた兵隊のまどろむ中、みどりは衆木の腕に抱かれて幸せを味わいながら、息をひきとった。翌朝相つぐ戦いに疲れた衆木は、機関銃にかじりついて戦った。弾の装填を手伝っていた光子も死んだ。悲しみにうちひしがれた衆木は、仲間に別れを告げると、小銃をかかえて敵中に飛びこんでいった。

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1964年10月下旬号

日本映画紹介:いれずみ突撃隊