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賭場の牝猫 素肌の壷振り

  • とばのめすねこすはだのつぼふり
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  • 平均評点

    65.4点(5人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/10/23
上映時間 86分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督野口晴康 
脚本浅田健三 
西田一夫 
企画浅田健三 
撮影永塚一栄 
美術横尾嘉良 
音楽河辺公一 
録音高橋三郎 
照明高橋勇 
編集井上親弥 
スチル式田高一 

キャスト

出演野川由美子 江口雪子
二谷英明 浅野清次
北龍二 坂巻大吾
須賀不二男 赤塚辰夫
菅井一郎 木下刑事
藤竜也 遠藤刑事
堀恭子 坂巻光江
河上信夫 大滝
山田禅二 光和会の鉄
桂小かん カス坊主の松
森みどり ミッチー
林泰江 春子
緒方葉子 明美
橘良江 真弓
日野道夫 情報屋亀井
杉江弘 竹三
雪丘恵介 司法主任
小泉郁之助 皮製品問屋
長弘 

解説

「賭場の牝猫」の浅田健三と「あばれ騎士道」の西田一夫がシナリオを執筆、「大日本殺し屋伝」の野口晴康が監督した“賭場の牝猫”シリーズ第二作目。撮影もコンビの永塚一栄。

あらすじ

愛する男、伊東を兇弾に失った雪子は、あちこちの賭場で、亡き伊東が描いた刺青模様にものをいわせて、イキな壷振り稼業を続けていた。が、ある日、雪子は思うところあってソープランドの女と身をかえた。そうしたある日、電子の部屋にヤクザに追われる網走帰りの男浅野清次が逃げこんできた。雪子はこの何かいわくありげな影をもつ男清次を自分の家にかくまい、翌日逃がしてやった。一方、この土地のヤクザ光和会では、ボス大滝が、謎の男清次を必ず見つけ出せと厳命していた。また木下、遠藤両刑事が、このあたりの情報屋亀井をしめあげて、天風組のボス坂巻殺しの兇器であるベレッタ25口径拳銃の行方を聞き出そうとしていた。光和会のライバル天風組は、数年前から小ぜりあいを続けてきたが、坂巻の死で懐滅状態におちいっていた。そして清次は、この坂巻の一番の部下で、網走刑務所をでるとすぐボス殺しの犯人を求めてこの町にやってきたのだった。意を決した清次は、その夜坂巻とは兄弟分のボス赤塚を訪ねて、坂巻の娘光江が赤塚にあずけていたシマを返せと迫ったが、赤塚にははじめからシマを返す意志はなかった。清次は雪子が、赤塚に通じていると見て、激しく雪子をせめた。が事情を聞くと光江と雪子は腹ちがいの姉妹であった。その後雪子と清次は、協力して坂巻殺しの真犯人をみつけだすことを誓った。まず、雪子が赤塚組に壷振りの腕を売りこんで様子を探り、ついで、清次が乗りこんで、赤塚組が奪った坂巻のシマと清次の命を賭けてサイコロで勝負を挑んだ。勝負は雪子の巧みなイカサマ・サイで清次が一方的に勝った。怒った赤塚は清次に拳銃をむけた。それはまぎれもないベレッタ拳銃であった。赤塚が真犯人だったのだ。怒りをこめた清次と雪子のドスが躍った。と同時に、赤塚のあとを執ようにつけてきた木下刑事らがふみこみ、赤塚らは一網打尽となった。ふとしたことから清次が光江を愛していることを知った雪子は負傷し病院で眠りつづける清次を後に、みたされぬ心のまままたあてのない流浪の旅に出ていくのだった。

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