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網走番外地 南国の対決

  • あばしりばんがいちなんごくのたいけつ
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  • 平均評点

    60.1点(91人)

  • 観たひと

    153

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/8/13
上映時間 88分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督石井輝男 
脚本石井輝男 
原案伊藤一 
企画植木照男 
撮影稲田喜一 
美術藤田博 
音楽八木正生 
録音井上賢三 
照明大野忠三郎 
編集鈴木寛 
スチール遠藤努 

キャスト

出演高倉健 橘真一
千葉真一 谷村
町田政則 一郎
吉田輝雄 
嵐寛寿郎 鬼寅
田中邦衛 大槻
由利徹 樫山
谷隼人 佐竹
大原麗子 夏子
三原葉子 路子
沢彰謙 関森
潮健児 梶野
河津清三郎 豪田
二本柳寛 ギボ建設社長
日尾孝司 子分

解説

伊藤一の原案を「大悪党作戦」の石井輝男が脚本にし、監督した“網走シリーズ”の第六作目。撮影はコンビの稲田喜一。

あらすじ

竜神一家のために命を張って、網走刑務所に送り込まれた橘真一は、出所の日に先代親分が沖縄で事故死したことを知った。何か裏がありそうだ、そう考えた橘は直ちに沖縄へ向った。その途中の船で、橘は母を探して沖縄へ渡る一郎少年と、南という男と知り合った。やがて沖縄へ着いた橘は、南が豪田一家の殺し屋でありまた、竜神一家の二代目を継いだ関村が豪田と手を結んで、こともあろうに先代親分と関係の深ったギボ建設を潰そうとしていることを知った。彼らの謀みを粉砕するため、橘は先ず、豪田組にもぐり込んで親分の死の真相を探っている大槻と樫山に連絡をとった。一方、豪田と関森は橘の動きに身の危険を感じて、南に橘を消すよう命じた。しかし、橘の気っぷに惚れ込んだ南にその気はなかった。そして二人は馴れあいの決闘をやって海に身を投げたのだが、それを見ていた豪田はまんまと騙されてしまった。やがて、橘は船員の佐竹が親分の死の真相を握っていることを知ったが、佐竹は恋人の夏子と共に豪田に捕えられていた。そんな時に網走から遥々駈けつけた鬼寅が、南と共に佐竹を救い出した。しかし、南は関森に殺されてしまった。佐竹は、竜神親分が工事現場で、関森と豪田一味に殺されたことを話した。また、大槻と樫山の報告からその確信を得た橘は単身豪田一家に乗り込んだ。愛用の白柄のドスを握った橘を見て、豪田の手下は誰一人手向おうともしなかった。一瞬のうちに豪田と関森を斬った橘は、再び網走に送られることは知っていたが、明るい気持ちだった。橘のお蔭で母を探し出した一郎や鬼寅に見送られて、親分の仇を討った橘は晴々とした顔で船に乗り込むのだった。

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1966年9月下旬号

日本映画批評:網走番外地 南国の対決