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空気人形

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  • 平均評点

    72.9点(720人)

  • 観たひと

    1249

  • 観たいひと

    119

  • レビューの数

    109

基本情報

ジャンル ファンタジー / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2009/9/26
上映時間 116分
製作会社 「空気人形」製作委員会(エンジンフィルム=バンダイビジュアル=テレビマンユニオン=衛星劇場=アスミック・エース・エンタテンメント)
配給 アスミック・エース
レイティング R-15
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ 不明
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 不明

スタッフ

監督是枝裕和 
原作業田良家:(「ゴーダ哲学堂空気人形」(小学館ビックコミックスペシャル刊))
企画安田匡裕 
製作川城和実 
重延浩 
久松猛朗 
豊島雅郎 
プロデューサー浦谷年良 
是枝裕和 
撮影監督李屏賓 
美術監督種田陽平 
美術金子宙生 
装飾西尾共未 
音楽world's end girlfriend 
音楽プロデューサー佐々木次彦 
録音弦巻裕 
音響効果帆苅幸雄 
岡瀬晶彦 
堀内みゆき 
照明尾下栄治 
衣裳デザイン伊藤佐智子 
衣裳塚本志穂 
小沼純子:(BRUCKE)
伊藤真弓:(BRUCKE)
岡本佳子 
富司純子担当メイク吉野節子 
ヘアメイク勇見勝彦 
酒井夢月 
遠山美和子 
キャスティング新江佳子 
アソシエイト・プロデューサー加藤悦弘 
ライン・プロデューサー田口聖 
制作主任里吉優也 
制作担当新野安行 
製作進行/プロダクション・マネージャー梅澤ゆきみ 
中円亜希子 
助監督西山太郎 
スクリプター/記録飯塚美穂 
スチール瀧本幹也 
特殊メイク森田誠 
人形デザイン・原型寒河江弘 
造形・特殊メイクスーパーバイザー原口智生 
マテリアル・コーディネーター若狭新一 
造形スタッフ山田陽 
吉田茂正 
三浦徳之 
市原俊成 
倉橋正幸 
題字/タイトル津田輝王 
関口里織 
製作委員加藤悦弘:(エンジンフィルム)
篠原悦子:(エンジンフィルム)
河野聡:(バンダイビジュアル)
西川朝子:(バンダイビジュアル)
及川陽子:(バンダイビジュアル)
浦谷年良:(テレビマンユニオン)
浅野直広:(テレビマンユニオン)
福間美由紀:(テレビマンユニオン)
井田寛:(衛星劇場)
鵜澤由紀:(衛星劇場)
今井由佳子:(衛星劇用)
寺嶋博礼:(アスミック・エース)
岩浪泰幸:(アスミック・エース)
今村景子:(アスミック・エース)
海外担当福間美由紀 

キャスト

出演ペ・ドゥナ 空気人形
ARATA レンタルビデオ屋の従業員・純一
板尾創路 空気人形の持ち主、ファミレス従業員・秀雄
高橋昌也 元国語教師・敬一
余貴美子 受付嬢・佳子
岩松了 レンタルビデオ屋の店長・鮫洲
丸山智己 萌の父親・真治
奈良木未羽 小学生・萌
柄本佑 浪人中の受験生・透
星野真里 OL・美希
寺島進 交番のおまわりさん・轟
山中崇 
ペ・ジョンミョン 
桜井聖 
オダギリジョー 人形師
富司純子 未亡人

解説

カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画を映画化。心を持ってしまったラブドールの恋の行方を通して、空虚な現代人の姿と、生きることの喜びと悲しみを描くファンタジー。出演は「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナ。第62回カンヌ映画祭“ある視点”部門正式出品作品。

あらすじ

川沿いの小さな町。空気人形(ペ・ドゥナ)は、古びたアパートで持ち主の秀雄(板尾創路)と暮らすラブドール。空気だけで身体の中は空っぽの空気人形だったが、秀雄が仕事で留守のある日、瞬きをしてゆっくりと立ち上がる。軒先の滴に触れて“キレイ…”と呟き、秀雄が買ったメイド服を身に着けると、街中へ出てゆく。初めての町で様々な人間に出会う空気人形。戻らぬ母の帰りを待つ小学生とその父親。執拗に若さを求める女性の佳子(余貴美子)。死の訪れを予感する元国語教師の敬一(高橋昌也)。誰もが心に空虚さを抱えていた。レンタルビデオ店に立ち寄った彼女は、店員の純一(ARATA)と出会い、この店でアルバイトを始める。純一に自分と似た空虚感を感じ取った人形は、彼に惹かれていく。だが、店長の鮫洲(岩松了)から、“好きな人はいる?”と尋ねられると、“いいえ”と答えてしまう。それは、心を持ったがゆえについた嘘だった。彼女は、街で生活するうち、次第に自分のように空虚さを抱えた人間が数多くいることを学んでゆく。そんなある日、彼女は店で釘を引っかけて穴が開いてしまう。勢いよく人形の体から吹き出す空気に驚く純一。彼は必死に息を吹き込んで人形を救う。誰もいない店内。思わず2人は抱き合うのだった。愛する人の息で満たされ、幸福を覚える人形。だが、帰宅すればラブドールとしての秀雄との生活が待っていた。自分の運命にジレンマを覚える彼女は、秀雄が新しい人形を手に入れたことを知り、家を飛び出す。心を持ってしまったがゆえに傷つく人形。何故自分が心を持ったのか自問自答を繰り返し、生みの親である人形師の園田(オダギリジョー)のもとへ。園田の家で、回収された人形たちを見て、心を持つことの意味を理解する。彼女は、園田に感謝の言葉を告げると、純一の元へ向かうのだった。

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