藤沢周の同名小説を「私の男」の熊切和嘉監督が綾野剛主演で映画化。剣道五段の腕前を持ちながら、ある出来事がきっかけでアルコール漬けの自堕落な生活を送る矢田部研吾。そんな彼の前に、やがて研吾と宿命の対決をするラップ好きの高校生・羽田融が現れる。共演は「ディストラクション・ベイビーズ」の村上虹郎、「もらとりあむタマ子」の前田敦子、「函館珈琲」の片岡礼子、「駆込み女と駆出し男」の神野三鈴、「永い言い訳」の康すおん、「家族はつらいよ」の風吹ジュン、「映画 深夜食堂」の小林薫、「モヒカン故郷に帰る」の柄本明。脚本の高田亮、撮影の近藤龍人、美術の井上心平ら「そこのみにて光輝く」のスタッフが再結集。音楽は「味園ユニバース」「モヒカン故郷に帰る」の池永正二が務める。