誘拐アンナ

1960年代末期～70年代初頭の英仏映画のイメージを取り入れた水彩画3DCGによる短編ロードムービーアニメ。結婚式の最中に巷で評判の誘拐犯・アンナがバイクにまたがり乱入。有名な女たらしである新郎を依頼主に引き渡すべく、バイクを走らせていく。プレスコにより制作。監督は海外映画祭に出品されたアニメ作品「カニバル星人」や「ダイナミック・ヴィーナス」などを手がけた映像作家・佐藤懐智。

196X年。ある教会で結婚式が執り行われていたところ、突然大型バイクにまたがった女が乱入し、新郎を奪っていく。この女こそ、巷で評判の誘拐犯・アンナだった。アンナは『教授』と呼ばれる有名な女たらしである彼の昔のガールフレンドからの依頼で、彼を強奪したのだった。彼を依頼主に引き渡すべく、国境をまたぐ二人のタンデムライディングがはじまる。