夢みるように眠りたい

ゆめみるようにねむりたい|To Sleep so as to Dream|To Sleep so as to Dream

夢みるように眠りたい

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レビューの数

32

平均評点

71.4(113人)

観たひと

169

観たいひと

15

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1986
公開年月日 1986/5/18
上映時間 80分
製作会社 映像探偵社
配給 映像探偵社=シネセゾン
レイティング 一般映画
カラー モノクロ/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演佳村萌 月島桔梗
佐野史郎 魚塚甚
大竹浩二 小林
大泉滉 老手品師A
あがた森魚 老手品師B
小篠一成 老手品師C
中本龍夫 片岡兄弟A
中本恒夫 片岡兄弟B
十貫寺梅軒 回転屋
遠藤賢司 駄菓子屋
草島競子 櫛屋
松田春翠 赤柿独楽天
吉田義夫 松之肋
深水藤子 月島桜

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誘拐された娘を追う私立探偵が、映画史から消えている大正時代に作られた一本の映画の謎を解明するまでを描く。脚本、著者はこの作品がデビュー作となる林海象、撮影は「TATOO<刺青>あり」の長田勇市がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

大正七年、初めての女優の主演による映画と言われる帰山教正監督による「生の輝き」という映画があったが、実はその前に、月島桜主演による「永遠の謎」という映画があった。しかし、この「永遠の謎」は、警視庁の映画検閲によって妨害され、ラスト・シーンの撮影が出来ず、映画史から消えてしまった。昭和のはじめの東京。私立探偵、魚塚甚のもとに、月島桜と名のる老姿から、誘拐された娘、桔梗を探してほしいとの依頼がくる。調査を進める魚塚は、依頼主、月島桜が主演してラスト・シーンを残して未完に終った無声映画「永遠の謎」がこの事件の鍵となっていることを知る。事件はその映画のストーリーにそって展開し、魚塚は、娘を探しているのではなく「永遠の謎」のラスト・シーンを追っていることに気づく。そして、魚塚が月島桜の家を訪ねると、そこには若い頃の彼女がおり、彼も参加して失われたラスト・シーンの撮影が行なわれた。撮影を終えた月島桜はこれで安心して眠れると、永遠の眠りにつくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1986年7月下旬号

日本映画批評:夢みるように眠りたい

日本映画紹介:夢みるように眠りたい

1986年5月下旬号

グラビア:夢みるように眠りたい

特集 夢みるように眠りたい:対談 林海象×田中千世子

特集 夢みるように眠りたい:評論

1986年4月上旬号

試写室:夢みるように眠りたい

2023/08/10

2023/08/10

69点

選択しない 


無声映画時代のファンタジーに浸る

林海象監督の嗜好する無声映画時代のファンタジーに浸る作品。上映及び撮影中止になったヒロインの想いを成就させるドラマで劇中劇の黒頭巾と探偵のニ役を佐野史郎が演じている。どっぷり感情移入できたわけではないが世界観に浸れる事は出来た。

2023/06/16

2023/06/18

65点

選択しない 


林海象監督のデビュー作で最高傑作、と言われますが、サイレント映画風の映像がもどかしい上に、卵のギャグが滑っていて観ていてちょっと辛かった。ラストで無声映画が重要なテーマになっていることがわかり、そのアイデアに納得&感心しました。

2023/06/14

2023/06/15

30点

VOD/U-NEXT 


「三十四年の時を経て、幻のフィルムが今、スクリーンによみがえる」

面白そうな雰囲気があったのだが退屈。
開幕から「こんな感じだったらお洒落やろ?通っぽいやろ?」が透けてみえて入り込めず。
それでも強烈なフックがあればよかったのだが…あざといのは苦手。

2023/06/13

2023/06/14

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 
字幕


面白く

ネタバレ

なかった……

2023/06/01

2023/06/01

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


80年代に作られたサイレント映画。発想としては面白いと思うがストーリー的には入って行けなかったので中間部で退屈してしまった。

2023/05/24

2023/05/24

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 


林海象監督のデビュー作

よくもこういうチャレンジングな作品をデビュー作で撮らせてもらえたものだと思う。林海象監督と言えば、私立探偵濱マイクシリーズが印象深いわけだけど、その原点もやっぱり私立探偵のお話だったのね。それにしても私立探偵、よい響きで大好き。
そしてこの映画は佐野史郎の初主演作でもある。いま見ると若いなあ!と思ってしまうけど、後の彼のテイストはここでも既に現れている。カルト的な傑作としてデジタルリマスター版を作ろうということになるのも分かる佳作。