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2013年 第87回キネマ旬報ベスト・テン

今年もまた、この時期がやってまいりました。「2013年 第87回キネマ旬報ベスト・テン」受賞結果を大発表いたします!

日本で最も長い歴史を誇る映画雑誌『キネマ旬報』が1924年(大正13年!)より主催してきた映画賞、それが「キネマ旬報ベスト・テン」です。世界的に見ても非常に歴史ある賞で、アメリカのアカデミー賞より1回多く開催していることも密かな自慢です。

また本賞は、選出者を数多くの作品を観ている方に厳しく限定しており、さらに各人の評点をすべて開示していることから、 映画業界内外で「最も中立的で信頼に足る映画賞」という評価をいただいています。

そんな映画ファン必見の「キネ旬ベスト・テン」。今年の受賞ラインナップを、ぜひチェックしてください。

(なお、2月より順次、全国劇場にて「2013年 第87回キネマ旬報ベスト・テン特集上映」が行われます。お楽しみに!)

外国映画ベスト・テン

宇宙に放り出された2人の宇宙飛行士の運命を描くSFサスペンスゼロ・グラビティ

ナチスの迫害を逃れ、アメリカに亡命した女性哲学者の伝記映画ハンナ・アーレント

台湾先住民による抗日暴動・霧社事件を題材にした歴史劇2部作セデック・バレ 第一部 太陽旗

中国の寒村で暮らす3姉妹の姿を見つめたドキュメンタリー三姉妹~雲南の子

仏映画界の鬼才レオス・カラックスが13年ぶりに発表した長編作ホーリー・モーターズ

トラと共に、太平洋を救命ボートで漂流する少年のサバイバル劇ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

カリスマ的教祖率いる新興宗教にのめり込む男の姿を描いたドラマザ・マスター

ある老女の虚無感と、アフリカでの情熱的な記憶を描くメロドラマ熱波

宗教・人種間の対立を乗り越え、希望を見出そうとする家族を描くもうひとりの息子