男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

花のお江戸の無責任

  • はなのおえどのむせきにん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    60.8点(74人)

  • 観たひと

    113

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/12/20
上映時間 89分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山本嘉次郎 
脚本山本嘉次郎 
田波靖男 
原案戸板康二 
製作藤本真澄 
渡辺晋 
撮影遠藤精一 
美術植田寛 
音楽萩原哲晶 
宮川泰 
録音斎藤昭 
照明平野清久 
編集大井英史 
スチル山崎淳 

キャスト

出演植木等 古屋助六
谷啓 白井村の権八
ハナ肇 播随院長兵衛
草笛光子 女房おぎん
団令子 揚巻
池内淳子 小紫
藤山陽子 お菊
進藤英太郎 髭の意休
田崎潤 水野十郎左衛門
藤木悠 加賀爪四郎
有島一郎 青山播磨
吉川満子 助六の母ぬい
若水ヤエ子 湯治場の女中リキ
平凡太郎 湯治場の小男
石田茂樹 馬太郎
北川町子 三浦屋内儀お仙
犬塚弘 唐犬権兵衛
安田伸 放駒四郎五郎
桜井センリ 出ッ尻清兵衛
石橋エータロー 池野かえる
田島義文 伯父A
小杉義男 伯父B
生方壮児 伯父C
土屋詩朗 伯父D
井上紀明 

解説

戸板康二の原案を「ひばり チエミ いづみ 三人よれば」の田波靖男と「天才詐欺師物語 狸の花道」の山本嘉次郎が共同で脚本化、山本嘉次郎が監督したコメディ。撮影は「地の涯に生きるもの」の遠藤精一。

あらすじ

父親を闇打ちされた古屋助六は、仇討のために江戸へ向った。しかし相手の目印は、背中の刀傷だけという心ぼそさ。だが根っから陽性の助六は、そんなことは意に介さず「早いとこパッパッと勝負をつけて、半年ばかり楽しく江戸で遊んでこよう」と最高にゴキゲン。鈴ケ森にさしかかった助六は雲助に因縁をつけられている白井権八を「ブァーッ」と胸のすくタンカで助けだした。そこへ通りかかったのが、今売り出し中の侠客播随院長兵衛。助六と権八は、長兵衛の侠気にすっかり感激し、二人は長兵衛の家に居候することになった。ところが、長兵衛の女房おぎんは大変な女。ちょっとでも逆らおうものなら長ぎせるでポカリ。あげくに二人は、吉原で石焼芋屋をやらされるはめになった。二人は夜桜で賑わう仲の町を「イシヤキイーモー」と世にも情けない顔をして歩くのだった。そんな二人だが、ある日長兵衛の留守中に助けを求めにきた、道具屋の娘お菊を白柄組から救けだして男をあげた。長兵衛からほうびにヒマをもらった二人は勇躍して吉原にくりこんだ。助六の目ざす相手は、今を盛りのおいらん揚巻だ。そこへやってきたのが、白柄組の親分格髭の意休だ。助六は、いやがる揚巻を口説きおとそうとする意休の前で威勢のいいタンカをきり揚巻の心をつかんだ。一方権八は、幼な友達小紫を身受けしようと助六の金をゴマカシて貯めるのに大奮闘。そんなうちに助六は揚巻から意休の背中に刀傷があることを聞きだした。助六の求める仇は意休だったのだ。勇躍した助六は意休と対決、見事仇討を果した。折も折、長兵衛が白柄組との出入りで死に、助六が長兵衛の跡をつぐこととなって、目出度く仇討の幕は下りたのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1965年1月上旬新年特別号

日本映画紹介:花のお江戸の無責任