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こんにちは、母さん

  • こんにちはかあさん
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  • 平均評点

    74.4点(230人)

  • 観たひと

    307

  • 観たいひと

    23

  • レビューの数

    61

基本情報

ジャンル コメディ / ヒューマン / ファミリー
製作国 日本
製作年 2023
公開年月日 2023/9/1
上映時間 110分
製作会社 「こんにちは、母さん」製作委員会(松竹=木下グループ=テレビ朝日=住友商事=松竹ブロードキャスティング=アミューズ=博報堂=博報堂DYメディアパートナーズ=読売新聞社=GYAO=朝日放送テレビ=BS朝日=日本出版販売=クリエイティブオフィスキュー=講談社=メ~テレ=北海道テレビ=静岡朝日テレビ=九州朝日放送)
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝原雄三 
原作永井愛 
プロデューサー房俊介 
阿部雅人 
撮影近森眞史 
美術西村貴志 
音楽千住明 
録音長村翔太 
照明土山正人 
編集杉本博史 

キャスト

出演吉永小百合 神崎福江
大泉洋 神崎昭夫
永野芽郁 神崎舞
YOU 琴子・アンデション
枝元萌 番場百惠
加藤ローサ 
田口浩正 
北山雅康 
松野太紀 
広岡由里子 
シルクロード(フィッシャーズ)
明生(立浪部屋)
名塚佳織 
神戸浩 
宮藤官九郎 木部富幸
田中泯 
寺尾聰 荻生直文

(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会

場面

予告編


     

解説

「男はつらいよ」シリーズをはじめ、時代の変遷と人びとの暮らしを見つめ続けてきた山田洋次監督の91歳にして90本目の劇映画。墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、現代の令和を生きる「母と息子」の新たな物語を心情豊かに描き出す。主演を務めるのは、1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」をはじめ、「母べえ」(08)「おとうと」(10)「母と暮せば」(08)など、約50年間にわたって山田洋次作品に出演してきた吉永小百合。下町に暮らす母・福江を演じ、映画出演123本目にして、山田洋次の『母』3部作の集大成となった。その息子・昭夫を演じるのはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の好演が記憶に新しい大泉洋。山田洋次と吉永小百合と初タッグを組んだ。原作は劇作家・永井愛(二兎社)が手掛けた同名の舞台作品。変わりゆく都会の片隅で、中間管理職の悲哀、シニアの淡い恋、地域とホームレスの問題、若者の生きがいの問題など、今日的なテーマを織り込みながら、それでも変わらぬ思い合う人びとの心を描く、おかしくも切ない人情喜劇。

あらすじ

大会社の人事部長として日々神経をすり減らしている神崎昭夫(大泉洋)は、大学時代からの親友で同期入社の木部富幸(宮藤官九郎)から相談を受ける。隅田川近辺の地元で、屋形船を借りて同窓会を開催しようというのだ。家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽衣)との不和に頭を悩ませているものの、そこは隠して、2年ぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす実家を訪れる神崎。「母さん」と、木造2階建ての玄関の引き戸を開けると、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい。亡くなった父親は足袋職人。どちらかというと地味で割烹着を着ていたはずの母が、小粋な洋服を着て髪を明るく染めている。地域の番場百惠(枝元萌)や琴子・アンデンション(YOU)、そして教会の牧師・荻生直文(寺尾聰)らと共に、ホームレス支援のボランティア活動をして、なんだかイキイキとしている。おまけに、どうやら恋愛までしているようなのだ。久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介で温かい下町の人びとや、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。

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