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総レビュー数 932,515 170
鑑賞方法別データ数
映画館 1,833,263 302
レンタル 596,852 18
購入 124,673 7
VOD 558,901 235
テレビ 923,638 118
その他 158,575 22

一人の息子

  • ひとりのむすこ
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    57.3点(16人)

  • 観たひと

    16

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018/7/7
上映時間 90分
製作会社 「一人の息子」製作委員会(製作プロダクション:セブンフィルム)
配給 セブンフィルム=トキメディアワークス
レイティング 一般映画
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督谷健二 
脚本佐東みどり 
製作宇都木基至 
プロデューサー赤間俊秀 
撮影吉田新時 
美術福島奈央花 
音楽洞澤徹 
主題歌ReN:(『Lights』(Booost Music))
録音大塚学 
整音ミキサー岩波昌志 
照明小澤雅之 
助監督佐藤亮 

キャスト

出演馬場良馬 山内樹
玉城裕規 倉田歩
水崎綾女 樋口香織
竹下景子 佐々木郁子
弓削智久 新山功治
篠原篤 三田村清太郎
根本正勝 市宮洋介
高崎翔太 阿部工
関口アナム ササヤマ
三城千咲 篠原綾
中野マサアキ 西村良夫
森本のぶ 大貫啓
大塚ヒロタ 小山博和
双松桃子 大石亜衣
橘美緒 遠藤
有馬健太 大黒
三浦健人 二川
三坂知絵子 三田村翔子
新津ちせ 三田村真由

(C) 2018「一人の息子」製作委員会

予告編


     

解説

東京と群馬を舞台に、父の思いを探る2人の若者の姿を描く。映像製作会社で働く山内樹の下に、父が亡くなったとの連絡が入る。一方、引越し業者で働く青年、倉田歩には父がいなかった。出会うはずのなかった2人が、やがて1通の書類で繋がっていく……。出演は「U-31」の馬場良馬、「ゼニガタ」の玉城裕規。監督は「U-31」の谷健二。

あらすじ

映像製作会社で働く山内樹にある日、1本の電話がかかってくる。それは、父が倒れたという報せだった。それほど仲がよかったわけではないが、樹にとって父はかけがえのない存在だった。一方、引越し業者で働く倉田歩には父がいなかった。東京と群馬。職種も生活環境もまるで異なり、出会うはずのなかった2人が、1通の書類によって繋がっていく。父とは?親子とは?そして、愛とは?今、父を巡る旅が始まる……。

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    登録日 2018/09/27

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/京都府/京都シネマ 


    お父さん不在で、親子の物語。 ネタバレ

    タイトルが「二人の息子」でも「もう一人の息子」でもないところが伏線であったと後で分かる。ただし、作品のキーパーソンであるお父さん不在で描くためには、不在でありながら存在感を残すような作り手の技量が必要なのだが、その点は不足していると思われる。若い二人のダブル主演がその点をカバーしているかと言えばそうでもない。


  • 鑑賞日 2018/07/14

    登録日 2018/07/15

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 


    父と息子、ありふれた関係に隠されていた大きな秘密。二人の若者の気持ちが静かに染み込んでくるようだ。

    谷健二監督が「これは『そして父になる』に対する一つのアンサー・ムービーのようなもの」と語っていたが、成る程と思った。この映画は時間を置いて振り返った時に心に響いてくるのではないか。二人の若者を見守る二人の女性。特に山内樹の叔母を演じた竹下景子の存在感がいい。


  • 鑑賞日 2018/07/08

    登録日 2018/07/10

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 


    ネタバレ

    タイトルが一人息子ではなく、一人の息子。
    この「の」に違和感がありました。
    何の意味があるのかと思っていたのですが、本編が始まってすぐにわかりました。

    ある父が亡くなったのですが、保険金の受取人に息子の樹の他に、もう一人の歩という名前がある。
    歩の存在は父が他で作った子供ではないかと想像がつきます。
    ただ本作は、もう一捻りしているところがあり、上手いストーリーだと思いました。

    また、本作は父と息子の関係を、いい関係に描いていると思います。
    嘘をつくなと教えていた父がついた嘘。
    家族であっても、知っているようで知らないことばかり。
    父から誉められたことがないという樹と、父に捨てられたと思っている歩。
    樹が父のことを調べていくうちに、父の愛情に気づいていくようなストーリーが良かったです。

    一方で樹は歩に会おうとしましたが、結局、劇中では二人は会うことがない。
    父の想いに気づいた二人は、いつか父について語らう日がくるのだと思います。

    さて、この日はトークショー付き。
    監督と玉城裕規さんが登壇。
    監督からは「そして父になる」のアンサームービーを勝手に作ったと言っておりました。
    そして父になるは子供の時に父が違うとわかるのですが、大人になってわかった時にどうなるかを作ってみたとのこと。
    キャストが決まっていたので、あて書きをしたそうです。
    玉城さんの好きなシーンは社長で娘の誕生日会のシーンで、これは全部アドリブだそうです。
    プレゼントも何が入っているのかわからなかったらしく、それでプレゼントを開けた時に「青いヤツ」になったそうです。
    監督からは、その後ろに赤いヤツとか、色々あると言っておりました。
    BGMがかかったトークショーだったのですが、BGMの音量がデカ過ぎでした。


  • 鑑賞日 2018/07/09

    登録日 2018/07/09

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 


    二人の息子

    ‪#0550 ユーロスペース「一人の息子」。映像製作会社で働く男の父が死に、保険の相続人に男ともう一人、引越業者で働く全く知らない人物の名前が記されていたことから、2人の人生が交錯する馬場良馬&玉城裕規主演、谷健二監督によるドラマ。父の隠し子かと思わせておいて実は違う真相が明らかになる。‬


  • 鑑賞日 2018/04/07

    登録日 2018/04/24

    評点 80


    鑑賞方法 その他 


    思いを受け止めて…

    疎遠だった父の死が
    何とはなしに上手くいっていなかった父と息子の間にあったわだかまりを溶かしていく。
    静かに、穏やかに…

    『大切なものは居間の引き出しの中』
    という事で開けた引き出しの中に
    保険金の受取人の名前が書かれていて
    一人は自分の、もう一人は初めて見る名前。

    周囲の人、みんなが厳格な人だったという父親に隠し子か?
    という展開ではありましたが
    その予想される展開とはちょっと違う話に。
    最期に言葉を交わすことなく別れる事になってしまった父親が抱えた思いを受け止めていくごとに感慨深くなっていく…

    波風立つような作品ではなく、あくまで穏やかな流れの中(それが普通の人が送る日常生活でもあることでしょう)、でも生きている人にとって見ればそこかしこにドラマがあって、僕らはそれを知らずに生きていて、どの立ち位置でそのドラマに出会うのか?によって違いがあるんだろうと感じる作品でした。

    2018年4月7日
    高崎映画祭での先行上映で鑑賞。
    谷健二監督、馬場良馬さん、玉城裕規さん、根本正勝さん、竹下景子さん、関口アナムさんの舞台挨拶アリ。

    重苦しい作品の中での楽しい出来事や印象に残る出来事などをたくさん語って下さいました。
    その中で出てきた『青いヤツ』はかなりの笑いフレーズです。
    詳しくは作品をご覧ください(笑)