雲旅

2019年に第7代OPBF東洋太平洋女子ミニマム級王者となった女子プロボクサーの葉月さなを5年に渡り追いかけたドキュメンタリー。6歳で親に捨てられ、17歳で出産、弟の死をきっかけに運動経験がないながらも30歳でプロボクサーとなった彼女の姿を記録する。音楽、映像、写真など多岐に渡って活動、初監督作「6600ボルト」では九州・博多を拠点に活動するミュージシャンの山部善次郎を追った下本地崇監督によるドキュメントロードムービー第2弾。2022年7月15日より福岡先行公開。

葉月さな、本名・脇山さなえ。1984年に福岡県で生まれた彼女は、6歳で親に捨てられ、弟2人と共に児童養護施設で育った。17歳の時に長男を出産。弟の死をきっかけに、運動経験がないながらも30歳でプロボクサーとなった。目標は世界。生きた証明のためにボクシングを選択した葉月さな。ボクシングを心の杖にして歩み続ける彼女の姿を記録する。