イギリス・ニュークロス生まれ。ロンドンの演劇学校を卒業後、舞台俳優として活動し、数々の賞に輝く。82年に映画デビューし、86年の「シド・アンド・ナンシー」でセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスを演じて注目を集める。「クリミナル・ロウ」(89)でアメリカ進出を果たし、「JFK」(91)ではケネディ暗殺犯オズワルドを演じた。その後も数々の異色作でアクの強い演技と存在感を披露。徹底的なリサーチの上で役作りすることでも知られる。「裏切りのサーカス」(11)では、アカデミー初主演男優賞候補に。97年には「ニル・バイ・マウス」で監督デビューも果たし、カンヌ国際映画祭パルムドールにノミネートされた。