デンマーク・コペンハーゲン生まれ。幼い頃から女優志望で、18歳の時に出演した短編映画がカンヌで評判になったことからパリへ。モデルの仕事をしていた時にジャン=リュック・ゴダールの目に留まり、「勝手にしやがれ」(59)への出演を依頼されるが辞退。次の「小さな兵隊」(60)でデビューした。(但し、63年まで公開延期)続く「女は女である」(61)撮影後にゴダールと結婚。この作品でベルリン国際映画祭女優賞を受賞し、ヌーヴェル・ヴァーグのミューズとして輝きを放った。64年の離婚後も「気狂いピエロ」(65)他で60年代後半までゴダールとのコンビを継続。70年代以降は監督業挑戦など、活動の幅を広げていった。