男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

KINENOTE公式Twitter

KINENOTE内検索ランキング

映画

映画人

     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,738 1
総鑑賞データ数 7,075,840 766
総レビュー数 935,190 144
鑑賞方法別データ数
映画館 1,837,703 232
レンタル 597,085 15
購入 124,901 9
VOD 562,069 182
テレビ 925,839 127
その他 158,865 17

風と共に散る

  • かぜとともにちる
  • Written on the Wind
  • Written on the Wind
  • 平均評点

    76.3点(47人)

  • 観たひと

    71

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1956
公開年月日 1956/12/7
上映時間 100分
製作会社 ユニヴァーサル映画
配給 ユニヴァーサル
レイティング
アスペクト比 1:2.00
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

(C)1956 Universal Pictures Co. Inc. RENEWED 1984 by Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.

場面

予告編


     

解説

石油富豪の邸に巻き起る激しい愛情の四角関係を描写したメロドラマ。ロバート・ワイルダーの小説から「四角いジャングル」のジョージ・ザッカーマンが脚色し、「自由の旗風(1955)」のダグラス・サークが監督する。撮影は「死の脱獄者」のラッセル・メティ、音楽はフランク・スキナー。フォア・エイセズ四重唱団によって歌われる主題歌は、サミー・カーン、作曲ヴィクター・ヤング。主演は「自由の旗風(1955)」のロック・ハドソン、「中共脱出」のローレッン・バコール、「紅の翼(1954)」のロバート・スタック、「復讐に来た男」のドロシー・マローン。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。

あらすじ

ミッチ・ウエイン(ロック・ハドソン)はハドリイ石油会社の信頼熱い社員。道楽者の若主人カイル・ハドリイ(ロバート・スタック)の親友であり顧問でもあった。彼は傍系会社の重役秘書ルシイ(ローレン・バコール)と知り合い、彼女をカイルに紹介した。カイルは一目ルシイを見て恋をし、自分の飛行機に誘ったり豪華な衣装を註文してやったりした。ルシイは初め金持ち息子の気紛れと思っていたが、放蕩者らしく見えても彼の心の寂しさにひかれ、その愛を受け入れた。2人は結婚した。それはルシイを愛するミッチに打撃を与えた。が彼は結婚がカイルを立て直すだろうと2人を援助する決心をした。結婚以来カイルの人柄は変わった。酒を断ち、強迫観念から身につけていた拳銃も捨てた。彼の父石油王ジャスパーはルシイに感謝した。ところがカイルの妹マリリー(ドロシー・マローン)はルシイを皮肉な眼で見ていた。彼女は幼い時からミッチを愛していたが、妹としか愛してくれないミッチへの不満からふしだらな生活を続けていた。結婚1年の祝賀会のとき、子供の生まれぬのを心配したカイルは医師に相談した。医師はルシイに異状はないが、カイルに僅かの障害があると告げ治療を勧めた。しかしカイルは絶望し再び飲酒に浸るようになった。その間にマリリーは兄にルシイとミッチが愛し合っていると告げた。ある夜カイルが泥酔いして帰宅した。その後でマリリーが乱行の末、警察に連行されて帰ってきた。その衝撃で心臓の弱い父は倒れて死んだ。ミッチはルシイに愛情を打ち明けて、彼女を忘れるためにイランの石油会社へ行くつもりだと話した。ある日、ルシイは夫に妊娠したと告げた。だがカイルは赤ん坊はミッチの子だと怒り彼女を殴打した。ルシイは流産した。カイルはさらにミッチを殺そうと彼に拳銃を突きつけ、裏切者と罵った。その時カイルの後から忍び寄ったマリリーが兄の手から拳銃をとろうと争った。はずみで弾丸が発射しカイルに当たって彼は死んだ。検屍査問会の朝、マリリーはミッチに、彼が兄を殺したと不利な証言をしない代わりに自分と結婚しようと迫った。ミッチは彼女の脅迫を拒んだ。査問会で証人たちはミッチに不利な証言をした。最後に証人台に立ったマリリーはミッチが殺したと証言した。しかし彼女は、ミッチへの愛情に耐えかね遂に涙と共に真実を語った。やがてマリリーの見守る前を、ミッチとルシイはイランでの新生活へと旅立っていった。

関連するキネマ旬報の記事

1957年1月下旬号

外国映画批評:風と共に散る

1956年12月上旬号

新作グラビア:風と共に散る

外国映画紹介:風と共に散る