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任侠列伝 男

  • にんきょうれつでんおとこ
  • ----
  • The Man


  • 平均評点

    75.0点(20人)

  • 観たひと

    34

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 任侠・アウトロー / ドラマ
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/12/3
上映時間 96分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山下耕作 
脚本笠原和夫 
企画俊藤浩滋 
橋本慶一 
佐藤雅夫 
撮影わし尾元也 
美術井川徳道 
音楽木下忠司 
録音渡部芳丈 
編集宮本信太郎 
助監督清水彰 
スチール中山健司 

キャスト

出演鶴田浩二 杉山竜吉
菅原謙次 三浦音次郎
長門裕之 重宗常八
伊吹吾郎 片桐俊次
北林早苗 加代
水島道太郎 岡村安太郎
遠藤辰雄 前田万太郎
桜町弘子 澄子
藤山寛美 デブ辰
林彰太郎 大西助松
中村錦司 信三
高波功 菊次
浅香春彦 万力竹
野口貴史 小寅
関根永二郎 佐藤大市郎
楠本健二 小島仙吉
川谷拓三 銀次
小田部通麿 松下卯三郎
村居京之輔 船山徳次
島田秀雄 川島重吉
浪花五郎 富岡伝吉
広瀬義宣 赤牛
青木卓司 人夫
浅松美紀子 みつ
丘路千 米吉
川波公三郎 
天津敏 小松熊吉
汐路章 人斬りミツ
八名信夫 石割りのヒロ
曽根晴美 上海のノブ
阿井美千子 佐久
有川正治 勝五郎
小島慶四郎 救世将校
藤純子 由美
高倉健 花川佐吉

解説

「傷だらけの人生」につづく、鶴田浩二のヒットメロディー「男」の映画化。脚本は「女渡世人 おたの申します」の笠原和夫、監督は「女渡世人・おたの申します」の山下耕作、撮影も同作のわし尾元也がそれぞれ担当。

あらすじ

喧嘩出入りで父を失い病気で母を失った竜吉は、大阪石浜一家の親分幸作に拾われた。竜吉と同じような身よりの音次郎と共に育てられ、竜吉は若衆頭に、音次郎は代貸となってヤクザの道を歩いていた。幸作は、竜吉を二代目にすえようと考えていたが、一人娘澄子は音次郎に想いを寄せていた。ある日、石浜一家に、堺の塩見一家と富岡一家の出入りの調停が持ち込まれ、病床の幸作の名代として音次郎が立ったが、富岡一家がこれを蹴った。石浜一家の面子は傷つけられた。竜吉は単身富岡一家へ殴り込み、富岡を斬った。服役中の竜造に、幸作の死が知らされた。石浜一家は幸作と義兄に当る一門衆筆頭の前田を後見人にして、音次郎が二代目を襲名した。やがて、年号が昭和と改まり、五年たった。当時大阪市は、岡安組の縄張り内に分散していた市場を一カ所に集め中央卸売市場を開設することになったが、博徒の岡安組はこの大利権に私心を抱かず、従来の利権を失った他の組は関西侠友会を結成、この利権の引渡しを迫った。侠友会を牛耳る者が前田であり、音次郎は会長にまつりあげられた。前田は、石浜組と岡安組を噛み合わせて市場の利権を横取りしようとしていたのだ。前田の息のかかった石浜組のトラ熊は、事あるごとに岡安組を挑発した。そんなとき竜吉が出所した。竜吉は、事情を知ると早速岡安組に詫びに出向いた。そこで、以前助けられた重常に再会し、妹由美を紹介された。一方、事態のはかどらないのに業を煮やした前田は、トラ熊に岡安を襲わせ意のままに動かなくなった音次郎にも十数人の刺客を向けた。前田の卑劣な手段に怒った竜吉は、由美の店で働いていた加代の兄で九州若松組親分花川と共に前田一家のいる料亭「錦水」に向った。

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