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土方歳三 燃えよ剣

  • ひじかたとしぞうもえよけん
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  • 平均評点

    57.9点(56人)

  • 観たひと

    75

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/11/12
上映時間 90分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督市村泰一 
脚色加藤泰 
原作司馬遼太郎 
製作小角恒雄 
撮影酒井忠 
美術芳野尹孝 
音楽渡辺岳夫 
録音高橋太朗 
照明寺田重雄 
編集木村幸雄 
スチール佐々木千栄治 

キャスト

出演栗塚旭 土方歳三
和崎俊哉 近藤勇
石倉英彦 沖田総司
内田良平 七里研之助
天津敏 津川八郎
戸上城太郎 芹沢鴨
上杉高也 六車宗伯
新宮寺寛 比留間半造
小林哲子 佐絵
北村英三 歳三の義兄

解説

司馬遼太郎の同名小説を「阿片台地 地獄部隊突撃せよ」の加藤泰が脚色、「坊っちゃん(1966)」の市村泰一が監督した時代劇。撮影は「天下の快男児」の酒井忠。

あらすじ

土方歳三の義兄は日野宿で町道場を開いているが、そこには天然理心流の近藤勇が出稽古に来る。歳三は女には手の早い青年だが剣も強い。それは、喧嘩剣法とも言うべき実戦向きのものだったが、たまたま、甲源一刀流の比留間半造、六車宗伯、七里研之助が道場破りに来た時七里と相対しこの相手に宿命的なつながりを予感した。世が騒然としている中で、近藤は時流を見つめて読書に耽っていた。一方、歳三は、六所明神の神官下猿渡佐渡守の妹で、夫に死別した佐絵という高貴な女性と知り合い、深い仲になっていった。だが、彼は乱世においては剣だけが頼りであることを知っている。ある日、歳三が無法にも闇討ちをかけてきた六車を斬ったことから、七里は彼に勝負を申し込んできた。二人の勝負は結着がつかず、ついに、比留間一門と近藤一門の者たちが、河原で激突することになった。この争いで近藤一門は勝ったが、今度も七里と歳三の勝負はつかなかった。 それから五年後--清川八郎が浪士隊を率いて京都に上り、尊王派に寝返ったりして動乱が京洛に渦巻く頃、左絵と別れた歳三は近藤を押し立て、新選組を組織して活躍を始めた。やがて、沖田総司からの情報で佐絵が勤王派に属していることを知った歳三は佐絵と再会した。しかし、その時現われたのが七里研之助。再三相対した二人は、またもや結着のつかぬまま別れた。やがて、勤王派の動きが激しくなってくると、新選組は彼らの謀議の場所と時刻をつきとめようとし、佐絵を捕えた。歳三は複雑な想いだったが、佐絵の望みで、二人だけで会った。その時の佐絵の情報は、「今夜五ツ、池田屋」というものだったが、もう一つの情報では、場所が“丹虎”だった。新選組は迷い二手に分かれて、それぞれ目的の場所に向ったが、結局、佐絵の言葉の正しいことが分った。そこで歳三は七里と相対した。それは最後の勝負とは思えない程あっけなく、七里は歳三の前に敗れ去った。やがて池田屋騒動も終り、歳三は佐絵の許に駆けつけたが、佐絵は自害して果てていた。

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