男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

きみが死んだあとで

  • きみがしんだあとで
  • ----
  • WHIPLASH OF THE DEAD
  • 平均評点

    71.9点(28人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021/4/17
上映時間 200分
製作会社 きみが死んだあとで製作委員会(企画:きみが死んだあとで製作委員会/制作:スコブル工房)
配給 ノンデライコ
レイティング
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督代島治彦 
製作代島治彦 
撮影加藤孝信 
音楽大友良英 
整音滝澤修 
音響効果滝澤修 
編集代島治彦 
カラーコレクション佐藤健 
写真金山敏昭 
北井一夫 
渡辺眸 
字幕デザイン・宣伝美術鈴木一誌 
吉見友希 

キャスト

(C)きみが死んだあとで製作委員会

解説

1967年の第一次羽田闘争で死亡した青年・山﨑博昭を知る人々を中心に、全共闘世代の青春と悔恨に迫ったドキュメンタリー。同世代の若者に大きな衝撃を与えた山﨑の死。当時を生き抜いた14名が、闘争の盛衰を振り返る中、様々な記憶と感情が交錯する。監督は、「三里塚に生きる」、「三里塚のイカロス」の代島治彦。

あらすじ

1967年10月8日。内閣総理大臣・佐藤栄作の南ベトナム訪問阻止を目論む三派全学連を主体とする第一次羽田闘争は、その後、過激化する学生運動の端緒となる事件だった。その中で、1人の若者が死亡する。山﨑博昭、18歳。機動隊に頭部を乱打されたためとも、装甲車に轢かれたためとも言われ、死因は諸説あるものの、その死は同世代の若者に大きな衝撃を与えた。あれから約半世紀。高校の同級生や当時の運動の中心だった者たちは齢を重ねたが、山﨑だけが18歳のまま。生き残った総勢14人が語り継ぐのは、美しく輝く青春とその後の悔恨。闘争の勢いとその衰退を振り返る中、様々な記憶と感情が交錯する。青春だけが武器だったあの“異常に発熱した時代”は何だったのか。“きみの死”はまだ終わっておらず、半世紀を経てなお、その宿題は残されたままだ。インタビュー中心のストイックな構成は、“歴史と記憶のはざま”を浮き彫りにし、大友良英作曲のフリージャズをベースにしたアナーキーな主題曲が重なることで、時代の狂気と美しい記憶が混然一体となって押し寄せる。権力と闘い、革命を叫んだ全共闘世代への愛憎を忍ばせつつ、彼らの歴史的功罪を問う重厚なドキュメンタリー。

関連するキネマ旬報の記事

2022年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:文化映画ベスト・テン

2021年7月下旬号

読者の映画評:「きみが死んだあとで」植岡深雪/「ファーザー」船戸五郎/「ファーザー」伊谷妙子

2021年5月上・下旬合併号

REVIEW 日本映画&外国映画:「きみが死んだあとで」

2021年4月下旬号

「きみが死んだあとで」:寄稿

UPCOMING 新作紹介:「きみが死んだあとで」

2021年3月上旬号

試写室:「きみが死んだあとで」