第二次世界大戦中、ナチス占領下のフランス上空。敵基地殲滅作戦に向かうB-17爆撃機の護衛任務についていたデイビッド・ホールデン大尉(ジェームズ・マズロー)らは突如、所属不明機の奇襲を受ける。ドイツ軍パイロットのロス兄弟が乗り込む2機の戦闘機。それは、連合軍の目を欺くため、英軍の機体を鹵獲した第200爆撃航空団のものだった。激しい空中戦の末、1機を撃墜し、命からがら不時着するホールデン。だが、同行していたB-17のクルーたちはドイツ軍に囚われてしまう。偵察部隊の追跡を受けながらも単身、クルー救出のために敵基地を目指すホールデンだったが、その途中、ロンドン壊滅を目論むナチスの極秘計画の存在を知る。更にその背後には、殺された弟の復讐に燃えるエーリヒ・ロス少佐(トレヴァー・ドノヴァン)が迫っていた……。