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BAUS 映画から船出した映画館

  • ばうすえいがからふなでしたえいがかん
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    76.0点(5人)

  • 観たひと

    5

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 青春 / 戦争 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2025
公開年月日 2025/3/21
上映時間 116分
製作会社 本田プロモーション=BAUS=boid (制作プロダクション:コギトワークス)
配給 boid=コピアポア・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督甫木元空 
脚本甫木元空 
青山真治 
原作本田拓夫:(「吉祥寺バウスシアター 映画から船出した映画館」(boid刊)、「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売))
エグゼクティブプロデューサー本田拓夫 
企画協力青山真穂 
プロデューサー樋口泰人 
仙頭武則 
関友彦 
鈴木徳至 
コ・プロデューサー大野敦子 
小山内照太郎 
撮影米倉伸 
美術布部雅人 
音楽大友良英 
録音藤林繁 
音響菊池信之 
照明高井大樹 
編集長瀬万里 
衣装宮本まさ江 
ヘアメイク菅原美和子 
キャスティングディレクター杉山麻衣 
制作担当飯塚香織 
助監督滝野弘仁 
CG/VFXディレクター潮杏二 

キャスト

(C)本田プロモーション BAUS/boid

場面

予告編


     

解説

映画上映だけに留まらず、演劇・音楽・落語など、多くの観客と作り手に愛され2014年に閉館した吉祥寺バウスシアター。その道のりは1925年につくられた“井の頭会館”から始まった。時流に翻弄されながらも劇場を守り続け、娯楽を届けた人々の姿を描く人間ドラマ。出演は「きみの鳥はうたえる」の染谷将太、「越年 Lovers」の峯田和伸、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」の夏帆。本田拓夫によるノンフィクション『吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記』を原作に、故・青山真治が着々と温めていた脚本を「はだかのゆめ」の甫木元空が引き継ぎ執筆、自ら監督した。

あらすじ

1927年(昭和2年)。活動写真に魅了され“あした”を夢見て青森から上京した兄弟・ハジメ(峯田和伸)とサネオ(染谷将太)。ひょんなことからふたりは、吉祥寺に初めてつくられた映画館・井の頭会館で働きはじめることに。活弁士として奮闘しながら、常に突拍子もないアイデアを持ち込むハジメ。そんな兄を堅実にサポートしながら、ある日突然劇場の社長に任命されたサネオ。彼らが劇場のさらなる発展を目標に掲げた頃、戦争の足音はすぐそこまで迫ってきていた……。

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  • 鑑賞日 2025/03/21

    登録日 2025/03/21

    評点 80


    鑑賞方法 映画館/兵庫県/シネ・リーブル神戸 


    まるで夢の中の話を語るかのよう

    映画館が地域の娯楽や文化の発信地になっていた時代がまるで夢の中の話を語るかのように描かれて郷愁を呼び起こすが、バウスシアターになってからの爆音上映などユニークな取り組みも垣間見えて単なる映画館の歴史に留まらない時代を映す家族や関係者の年代記としても興味深い。鈴木慶一の人生を感じさせる枯れた佇まいと染谷将太の活き活きとした若さが対照的で、あの時代の熱気と勢いを充分に感じさせるし、招集され途中で消える峯田和伸や片腕で屋台を営む光石研など戦争の影を残す人物も印象深い。