男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

KINENOTE公式Twitter

     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,721 0
総鑑賞データ数 7,054,595 703
総レビュー数 931,138 142
鑑賞方法別データ数
映画館 1,830,984 278
レンタル 596,747 15
購入 124,582 11
VOD 557,106 134
テレビ 922,637 99
その他 158,420 9

歩女

  • あゆめ
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    62.5点(2人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー / ファンタジー / スリラー
製作国 日本
製作年 2024
公開年月日 2024/8/3
上映時間 84分
製作会社
配給 ソイチウム
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督梅沢壮一 
脚本梅沢壮一 
制作長島紗知 
撮影清水チカシ 
美術ソイチウム 
照明小舟統久 
編集梅沢壮一 
スタイリスト池田友紀 
ヘアメイク高橋雅子 
助監督田中峰弥 
VFX岡野正広 
水谷しゅん 
特殊メイクソイチウム 
宣伝・配給協力平井万里子 
宣伝美術鈴木規子 

キャスト

(C)「歩女」ソイチウム

場面

解説

特殊メイクアーティストの梅沢壮一が「積むさおり」に続き、妻・黒沢あすかを主演に監督・脚本・編集を手掛けたサスペンス。交通事故で記憶の一部を失った女性が靴に対して異様な感覚を持ち始め、やがて不気味に蠢く靴の生き物に導かれて真実にたどり着く物語。失われた記憶をたどる女性ユリを黒沢あすかが演じる。共演は『EVOL』の石澤美和、「Chime」の川添野愛、橋津宏次郎、もりゆうり、ジャガモンド斉藤ほか。

あらすじ

不動産会社で働き質素に暮らすユリは、交通事故に遭ったことから記憶の一部が曖昧になっている。ある日、宮内という男が部屋を探しに来てから、ユリは靴に対して異様な感覚を持つようになる。やがて、何かを訴えかけるように不気味に蠢く靴の生き物が、ユリの前に現れる。その靴に足を通すや否や、謎の残像や何者かの声が脳裏に浮かぶ。ユリは靴に導かれるように、自身の過去にまつわる恐ろしい真実にたどり着く。

関連するキネマ旬報の記事

2024年8月号

UPCOMING 新作紹介:「歩女(あゆめ)」

  • 鑑賞日 2025/03/20

    登録日 2025/03/21

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シアターセブン 


    テクニック開花。 ネタバレ

    梅沢壮一監督、黒沢あすか主演作。冒頭、何者かがバラバラにされた死体を森の中に捨てている。場面転じて、不動産会社に勤める主人公ユリが部屋の案内をしているが、時折手が震える後遺症を抱える彼女には思わぬ過去があるようで…

    身体と同化しようとする生き物感覚の靴などクローネンバーグの「ビデオドローム」を思わせるが、監督は特殊メイク畑の人。造形に力が入っているが、少しドラマから遊離した感じもある。

    しかし、クライマックスでのユリの殺しのテクニック開花で面白くなる。ただユリの過去や家族など、ちょっと分からなかった部分もある。


  • 鑑賞日 2024/08/03

    登録日 2024/08/04

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/K’S CINEMA 


    監督は特殊メイクの人 ネタバレ

    不思議な靴に導かれた記憶の一部が欠けた女性を描いたバイオレンス作品。
    舞台挨拶で監督が特殊メイクの人とわかる。
    また、『積むさおり』は認識していましたが、『血を吸う粘土』の監督でもあるとのことで、ユルホラーな感じの監督だと思いました。
    なお、監督と黒沢あすかさんは夫婦とのことでした。

    黒沢さんは事故で記憶の一部が無くなった不動産屋のスタッフを演じます。
    その黒沢さんが、ある初老のお客さんを担当するのだが、というストーリー。

    結果からいうと黒沢さんは殺し屋で、そのお客さんに狙われていたというもの。
    無くなった記憶を呼び起こすきっかけが謎の靴。
    その靴が黒沢さんの幻視のような感じで不安ホラー的な要素にもなっている。
    ただ、怖いというより汚い感じで、履きたいとは思いません。
    それと靴人間は舞台挨拶で言われるまで、それが何かまったくわからなかったです。

    特殊造形物が凝っているのはわかります。
    ただ、ストーリーは物足りなさがある作品でした。

    さて、この日は舞台挨拶付き。
    監督、黒沢さん、石澤さん、川添さん、三土さんが登壇。
    1年半前の撮影とのこと。
    一昨年の11月くらいに企画をたてたと監督からありました。
    普段は特殊メイクのスタッフとして携わってきて、もし自分がやったらどうなるか。
    クリーチャーを以前描いていて、靴を描いていたのでそれにした。
    また、靴をはくときに毎回顔に見えたとのこと。
    シチュエーションで履き替えるようなところが、着想のきっかけとありました。
    黒沢さんとは10作くらいやっていて、監督の描きたい世界観と黒沢さんがマッチしており、信頼しているとありました。
    黒沢さんから、確実に台詞を届けることにしたとありました。
    石澤さんから脚本の印象は理解できず不思議な印象。
    自分の役は普通のおばちゃんと思っていたら、面白い設定になっていた。
    川添さんから、撮影当時は靴だったそうで、最近変わったとのこと。
    あすかさんが山走るんだ、と思ったそうです。
    自分の潜在意識が何か気になったとありました。
    三土さんから、こんな役をやったことがないので不安だったそうです。
    監督からザ殺し屋より、そういう風に見えない人で、三土さんを選んだそうです。
    石澤さんは丸い感じの方で書いたそうでマッチしたとのこと。
    撮影は5日間とのこと。
    黒沢さんからピストルを持つとか好きで、山とかアクションができていきいきしていたとありました。
    石澤さんは特殊メイクとか見たことがなく、靴が動いているのをみて凄いとありました。
    靴を動かすのに3人がひれ伏してワイヤーを引っ張っていたと監督からありました。
    誠ハウジングの下が工房になっていて、靴人間がいたと川添さんからありました。
    滑りは造形物の気持ち悪さを出すのに使い、音にこだわっている。
    うどんとかしらたきを使っているとありました。