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白い恋人たち

  • しろいこいびとたち
  • 13 Jours en France
  • ----

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  • 平均評点

    80.6点(68人)

  • 観たひと

    80

  • 観たいひと

    14

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ドラマ
製作国 フランス
製作年 1968
公開年月日 1968/11/9
上映時間
製作会社 レ・フィルム13
配給 東和
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

「男と女(1966)」「パリのめぐり逢い」のクロード・ルルーシュが、「アメリカの裏窓」のフランンワ・レシェンバックの協力を得て作った、フランスのグルノーブルでの第十回冬季オリンピック大会の記録映画。シナリオはピエール・ユイッテルヘーヴェン。撮影はウィリー・ボグナー、ジャン・コロン、ギイ・ジル、ジャン・ピエール・ジャンセン、ジャン・ポール・ジャンセン、ピエール・ウィルマンの六人が担当している。音楽は「男と女(1966)」「パリのめぐり逢い」などでルルーシュと組んだフランシス・レイ。

あらすじ

○アテネからグルノーブルへ--遠くアテネで点火された聖火が、若者たちによって、山道を、街を、はこばれる。ブルドーザーが道の雪をけずり、大勢の整備員がコースを踏みかためる。リフトの試運転や選手の練習も始まる。○開会式--世界三七ヵ国から一三五五の選手と六万五千人の観客が集まり、開会式がはじまる。ドゴール大統領の開会宣言。フランス国歌の合唱。スカイダイバーが降下し、空から祝福の花が咲く。色とりどりの選手団の入場。やがて聖火の入場。その炎はグルノーブルの空に燃えあがる。○スケート/女子五〇〇メートル--身体を折り曲げ、腕をふり、全力をこめて、スタート。エッジが氷を噛み、身体がスピードにのる。コーナーで転倒する者。勝者と敗者がしだいに色わけされてゆく。○アルペンスキー男子滑降--優勝候補キリーの登場。表情はけわしく準備体操も必死である。スタート。八〇〇メートルを越える標高差の斜面に時間との戦いがくりひろげられる。やがてゴール。優勝の栄冠は彼の頭上に輝いた。喜びをかくしきれない表情で、キリーはインタビューに答える。○アルペンスキー女子滑降--時速一〇〇キロに近いスピード。コースは凸凹が激しく天候も悪く、失格者が相次ぐ。その中で、オルガ・パールが栄冠をかちえた。○フィギュアスケート/女子--氷上に花のように舞う若々しい肢体。ひときわあざやかなライト・グリーンの衣装。ペギー・フレミングである。○中盤戦に入る大会--三冠王をめざすキリーは、大回転に出場。二個の金メダルを獲得。橇がかたい氷壁の間を、すさまじい勢いで疾走する。一人乗りと二人乗りのリュージュ。二人乗りと四人乗りのボブスレー。旗を振り、笛を吹き、スクラムを組んで、応援合唱も、いまやたけなわ。その過酷さにおいてマラソンをしのぐというノルディック距離レース。○ペア・スケーティング--スポット・ライトの中で、男と女の身体は、見えない糸で結ばれあい、離れてひろがり、舞う。だが、ほんの一瞬の時間の狂いで、転倒。涙をのむものもいる。○アルペンスキー女子回転--ひきしまった表情に決意をみなぎらせ、ゼッケン5のスタート。豪快なフォームが雪にけむる。電光板に優勝が告げられる。喜びに輝くゴワシェルの顔。○アルペンスキー男子回転--強い風がうなりをあげ、コース・コンディションは最悪。転倒者、失格者が続出。がキリーは勝ち、三冠王を勝ちとった。○アルペンスキー/女子大回転--鍛え抜いた足腰にコーチが最後のマッサージをする。スピードにのって、選手はすべる。優勝のナンシー・グリーンの顔がほころぶ。○アイスホッケー--赤いユニホームのソ連と青いユニホームのチェコとの争い。選手も観客席も熱狂の極にたっする。勝ったチェコのチームは、飛びあがって狂喜する。○スキー/ジャンプ--祭典の終幕を飾るにふさわしい絢爛たるジャンプ競技。羽根が生えてでもいるかのように、一人また一人と選手たちはとぶ。○閉会--大会は終った。優勝や失格、新記録や負傷など、喜びと悲しみがおりなした、冬の祭典の幕が降りる。一三日間の喧騒からやっと解放されたグルノーブルの街には、また、雪が降ってきた。

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