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総レビュー数 930,155 88
鑑賞方法別データ数
映画館 1,829,322 171
レンタル 596,661 3
購入 124,523 3
VOD 555,921 137
テレビ 921,859 84
その他 158,322 7

おふくろ(1955)

  • おふくろ
  • Mother
  • ----


  • 平均評点

    65.1点(19人)

  • 観たひと

    31

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/4/10
上映時間 98分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督久松静児 
脚本井手俊郎 
原作田中千禾夫 
製作坂上静翁 
撮影姫田真佐久 
美術木村威夫 
音楽斎藤一郎 
録音中村敏夫 
照明大西美津男 

キャスト

出演望月優子 小倉静
木村功 小倉英一郎
左幸子 小倉峰子
宍戸錠 蒲原茂市
深江章喜 
明石淳子 関照子
織田政雄 関の父
相馬幸子 関の母
高田敏江 貞子
沢村貞子 宗像夫人
田中元治 宗像良
桂典子 宗像美枝
宇野重吉 源造
千石規子 お内儀さん
二木てるみ 留ちゃん
北玲子 峰子の友達A
竹内洋子 峰子の友達B
藤代鮎子 喫茶店のマダム

解説

田中千禾夫の戯曲『おふくろ』『橘体操女塾裏』より井手俊郎が脚色、久松静児が監督、姫田真佐久が撮影、「警察日記」のスタッフが当り、音楽は「浮雲」の斎藤一郎が作曲した。出演者は「晩菊」の望月優子、「億万長者(1954)」の木村功、「鶏はふたたび鳴く」の左幸子ほか宍戸錠、明石淳子、沢村貞子、宇野重吉、千石規子、二木てるみ等である。

あらすじ

静と英一郎、峰子の親子は、都心を離れた郊外で二階借の貧しいながらも愛情に満ちた家庭であった。英一郎は大学を卒業して仙台の銀行に就職口が出来たが東京で一緒に暮したがっている静を見ると決心がつかなかった。峰子は女子体育大学生の活発な娘で友人の照子と貞子は、共に英一郎に淡い慕情をよせていた。英一郎と同窓の蒲原や照子の兄も就職先がなく、三人は時折喫茶店に集っては憂をはらしていた。或日、九州から伯父の源造が上京した。静は故郷の噂話を懐しんだが、源造に帰郷を勧められると、にべもなく断ってしまった。母親なしで子供達が暮らせるなどとは彼女には考えられなかった。源造の帰郷後、彼が英一郎達の就職を九州で探そうと云った事や、英一郎にもその気のある事を知って彼女は驚くのだった。その後、一面識もない宗像夫人が、中学に入ったという息子の良を連れて訪れた。英一郎が四年も前から良の家庭教師であることを初めて知った静の心は穏やかでなく、その上夫人から却って息子の仙台行の決意を聞かされ、息子の心を理解出来ない母の座の寂しさを感じた。静は英一郎と一緒に仙台行を決心したが宗像一家とのお別れピクニックが催されたその夜、英一郎は突然発病し、静の看病の甲斐なく数日後には不帰の客となった。呆然とした静の手には、英一郎が母に内緒でかけていた生命保険の証書が遺されていた。失意の静は、訪れてくれる蒲原に慰められ、彼に亡き英一郎の面影を偲んだ。英一郎の遺品の背広を着せた蒲原と峰子の仲の良い姿に、老母は温い視線を注いだ。

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